神奈川県座間市、神奈川/座間① 剥き出し仁王と三角の美につづく座間市の記事第2弾です。
(2011年2月当時)
▼第1弾より自然や歴史に富んだ街である事に気づかされましたが、
天王大繩道
という石碑がありました。
これは古道であったといい、やはり歴史を感じさせるものでした。
▼堰の橋
という橋がありました。
長さ10mほどの短い橋で、1988(昭和63)年にできたとありました。流れているのは相模川ということです。川沿いの塀がぐにゃぐにゃに曲がってるのがなんだかすごかったです(語彙力)。
▼新河原宿
というバス停がありました。
座間駅を経て相武台駅へ向かう便で、「神奈中」とありました。神奈川中央交通というところのバス停です。
▼次にやって来たのは、諏訪明神という神社です。
創建は1604年という事で、江戸幕府開始の翌年にあたります。
神官が信州からやってきて、現地の諏訪大社の御霊を分けて祀ったということで、この名がついたそうです。鈴鹿神明社と同じようなネーミング背景ですね。
▼諏訪明神は、こじんまりとした神社でした。
そんな中で、いろんな社にいろんな祭神が祀られている事が記されていました。
寺子屋跡もあったという事で、19世紀の50年間、公立学校の開設まで教育機関として運営された地でもあったのですね。
▼拝殿の手前のこの建物については手掛かりが得られませんでしたが、社務所だったのでしょうか。それとも演舞場か何か…。
▼次は専念寺(せんねんじ)というお寺です。
いやはや寺社の多い事、当初は全然そんなイメージがなかった為、嬉しい誤算でした。
このお寺の創建は1603年、先の諏訪明神の前年であり、江戸幕府開府という情勢の中で、この辺りも寺社創建ラッシュだったのでしょうか?
▼専念寺の本堂は1878(明治11)年の再建だそうで、1856年の火災で失われたとあり、それまで20年余り建てられてなかったのかもしれません。
前回記事から色々と寺社仏閣訪ねていますが、どれも互いに全然違う建物で、非常に特徴的なものがありました。
▼境内には観音様はじめ仏様がズラリ並んでいました。
お地蔵さんはいわゆる「六地蔵」です。
▼今度は
県立 座間谷戸山(やとやま)公園
という公園に出くわしました。
縄文時代から人の暮らしが営まれていた地であり、最近まで里山の風情を残す場所であったといいます。昭和末期より整備され、1993(平成5)年に開園されました。
www.zamayatoyama.kanagawa-park.or.jp
▼公園内外の様子です。
木道もありますが、芝生の広がるところを見るとゴルフしたくなります(笑)
外側のあたりは石積みになっていました。
▼市制30周年記念事業として小学生の描いたヒマワリが飾られていました。
座間市の市制施行は意外と遅く、1971(昭和46)年という事で、これは2001年頃のものという事になります。
▼座間市役所です。
壮大感のある立派な建物でした。
1995(平成7)年竣工の市役所で、この当時だと竣工後16年のまだまだ新しい庁舎という状態です。座間市の公共施設って、てっぺんがこういう青緑色のイメージがありますね個人的には。
▼この旅の本来の目的地「ハーモニーホール座間」です。
といってもここで何をしたわけではなく、来たかっただけですが…
この時はCharのライブが大々的に宣伝されていました。Charといえば日本における歌うギタリストのハシリのような存在で、ツイスト、原田真二氏とならぶ「ロック御三家」の一人で、70年代末期を彩った存在でしたが、21世紀になり10年代になってもまだビッグネームという扱いだなと感じさせられました。
他にスタレビや倉木麻衣さん、モーニング娘。などハロプログループのライブ案内が出ていました。
ここへ行き着くまでに座間の歴史を感じさせる数々の場所を訪ねる事ができ、良い旅になりました。