福山市は、広島県の南東部に位置し、人口は463,020人(2018.10.1現在)です。広島県では県都・広島市に続く第2の人口を誇る都市です。
岡山県と接しており、備後都市圏の中心的な位置づけにあり、福山城や鞆の浦などの観光資源の豊富な街でもあります。
-JR福山駅-
【路線】JR山陽本線(神戸-門司間)
福塩線(福山-塩町間)
山陽新幹線(新大阪-博多間)
【開業】1891年9月11日
【訪問】初訪問-2001年12月
【1日あたり平均乗降車人員】20,904人/日 (2016年)
【近隣の主要駅】(神戸方面) 笠岡駅→3駅
(門司方面) 尾道駅→7駅
(塩町方面) 府中駅→14駅
(新大阪方面) 岡山駅→2駅 ※新幹線
(博多方面) 三原駅→2駅 ※新幹線
▼新幹線の駅名標です。
福山は山陽新幹線では、広島県で最東端の駅で、「のぞみ」が停車する便もあり、近隣では割に格上の新幹線停車駅です。
隣駅は共に「新」のつく、新倉敷駅と新尾道駅で、どちらも市の中心駅ではないのに対して、福山は市の中心駅に新幹線も停車します。
在来線では、山陽本線に属するほか、福塩(ふくえん)線の始発駅でもあり、北上して塩町駅まで至りますが、途中で府中駅などを経由します。
ここへ初めて来たのは2001年の事ですが、この記事では2012年8月訪問時の写真を載せていきます。
ホームからお城(福山城)が見えているのが、ここの大きなウリのひとつです。姫路駅でも新幹線ホームから姫路城を見る事ができますが、少し先に小さく見える形で、ここ福山の場合はこんな感じ、もうすぐそこに見えるところが全然違います。
▼新幹線のホームです。
のぞみなど優等列車も停車しますが、大抵の新幹線駅と同様に、両方面1線ずつで2面2線のホーム構造となっています。
▼ホームからこんな感じで福山城が見えるというとても贅沢な駅です。
本当に駅を出てすぐにこのような立派なお城があるので、最低限の距離観光ができてしまうという訳です。
福山城は戦災により天守は焼失し、戦後20年経った1966年に復興された「復興天守」のお城ですが、その出でたちは壮観で、来る者には大きな印象を与えてくれます。石垣のかなり広くに使われているので荘厳感が高いです。
▼ホームから降りてきて、新幹線改札までのスペースにて色々ありましたが、これは「鯛網」 (たいあみ)というものです。
福山きっての観光名所「鞆(とも)の浦」の夏の風物詩として観光鯛網として定着しており、その歴史は実に380年におよぶといいます。初夏に産卵のために瀬戸内にやってくる鯛を網で捕える漁法で、今では観光で観覧できるものとなっており、4月末から1ヶ月程度が対象となるようです。
▼駅構内にあった福山夏祭りのPRとしての浴衣とマネキンです。
この時は訪ねたのが夏だったので、こういう形になっていますが、時期に応じて変わっていくコーナーだと思います。
▼福山は「ばらのまち」だそうだす。