続々トラベルとかナントカ

日本全792市を訪問した駅や旅の記録です

JR宮崎駅 (宮崎県宮崎市)

宮崎県宮崎市のJR宮崎(みやざき)です

宮崎市は、宮崎県の南東部に位置し、人口は398,917人(2017.4.1現在)で、宮崎県の県庁所在地で、プロ野球のキャンプ地として取り上げられることが多く、また東国原英夫知事が執務していた地としても大きく取り上げられました。

-JR宮崎駅
【路線】
JR日豊本線(小倉-鹿児島間)
【開業】1913年12月15日
【訪問】初訪問-1997年4月
【1日あたり平均乗車人員】 4,781人/日 (2014年) 
【近隣の主要駅 (小倉方面)日向市駅→13駅 
           (鹿児島方面)南宮崎駅→隣駅 都城駅→9駅
                   ※
南宮崎経由宮崎空港駅→3駅

駅名標

九州らしいこの駅名標写真からスタートです。

初訪問は今から20年前の1997年の事で、宮崎県で初めて足を降ろしたのも
この駅でした。ここでは途中まで、2014年当時の写真にてお送りします。

両隣駅も「みやざき」がつく名前で、更には近隣駅から分岐する空港線の1駅も
宮崎空港」駅で、まさに「みやざき」尽くしです。

宮崎市の場合は、この宮崎駅と隣の宮崎駅がツインで交通の要衝となっている
感があり、規模も利用者数もこの宮崎駅の方が大きく多いですが、南宮崎
市内の
各施設を訪ねる場合に、どちらの駅が近いか?考えてしまうくらい、両者並び立つ
部分はあります。

ちなみに空港線は、宮崎駅から直接乗り入れしており、この点は仙台空港
仙台駅からアクセスするのと同様、違う路線でも県の中心駅から直接乗り入れを
実現しています。

ちなみに宮崎駅は九州の県都中心駅の中で最も利用者数が少ないとのデータが
あります。宮崎というロケーションも少なからずあるのかなと思いますが、
新幹線から最も縁遠い位置にあるのがなんとも厳しく感じます。

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●ホーム

2面4線の高架駅となっています。

この時は、両ホームに電車が停まっている状態でした。右側の塀?にあたる部分が
様々な骨組みのなされたスケルトン状で、デザイン的に目を惹きました。

ホーム上の青の骨組みが目立つ部分もインパクトあるなと感じました。

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志布志方面

の時刻表がありました。

鹿児島県の志布志駅までの路線ですが、隣の南宮崎駅からが日南線として
分岐しており、メインの日豊本線は北側を西へ進んで鹿児島中央などの中心地へ
向かうのに対して、日南線は南へと下って行って、鹿児島南端の東側の志布志まで
向かって行く格好です。

ちなみに志布志線という路線がありましたが1987年に廃線となっており、これは
宮崎県の西都城駅と結ばれていました。今の日南線は、南宮崎からがその所属
対象ですが、属していない宮崎駅にも乗り入れる便が殆どです。

こうして見ると、思ったほど少なくないな…と思うのですが、行先を見てみると、
志布志行きなのは6本だけで、他は途中で連絡があるのが2本だけ、という
状態です。

しかもこの辺りは1駅1駅辿り着くのにとても時間のかかる所で、
よほどの時間的余裕を事前に見積っておく必要があるかと思います。

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●ホーム2

高架階段の見えている形でのホームの様子です。

このホームと、右側のホームの両サイドに面があり、2面4線の形です。

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●当時の知事

さて、ここからは上の写真以前に訪ねた2010年当時の写真にてお送りします。

当時の東国原英夫知事が文字通り「看板」となって宮崎をPRしていました。今はもう
ないものと思われますが…。

タレントが政治に取り組むという事以外にも、当時の宮崎には色々問題が発生して
大変だったなとも思います。

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●宮崎へようこそ

という事で、駅前広場の一角に歓迎看板がありました。

先の東国原知事の看板にあった「神話と伝説の国」という側面がかなり強調された
ものとなっていて、各国語でも歓迎の意で書き添えられていました。

個人的に宮崎と神話があまり結びつかなかったのですが、日本最古の歴史書
ある『古事記』は上中下巻で構成されているうちの上巻の実に2/3程度が宮崎周辺
を舞台にしたもの、というから驚きでした。

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駅前通

駅から伸びている広い道路です。

椰子の木?がこの見えているだけでなく、かなりの本数あるのですが、本当に暖かい
場所です。冬場や春先など、九州へ行く時に福岡や熊本では、本州の山陽側と
そうそう体感温度的に変わらないなと感じるのですが、宮崎に来ると全然違うな
と感じ、「暖かい!」と思います。大分は普通ですが、宮崎まで来ると暖かいと感じる
んですよね、何故か。

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宮崎駅

上の写真とは逆に駅前の道路から宮崎駅の方へと眺めたカットです。

初めて行った時に、泊まったホテルから駅へ向かう時に少し距離があって、
また宮崎駅が分かりにくくて、どの辺かなと思っていた時に、この標識が
あってやっと分かった、という思い出があります。

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●消毒マット

これは今の話ではなく、宮崎にこのようなものがあるというのはちょっと違いますが、
当時はこの辺りで口蹄疫の感染が懸念されていて、この拡散を最大限防ぐために
という事で、靴からの防疫という事でマットが置かれていました。

今はもうないかと思いますが、時代を反映したカットだと今にしてみれば思います。

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宮崎駅 駅舎

初めて見た1997年当時から思っていましたが、とにかく南国ムードが前面に出た駅
だなというのが第一印象でした。

椰子の木群がその象徴的な存在でありながら、また駅舎のデザインや色遣いも
非常にユニークで、また縦書きでの「MIYAZAKI」表記も日本の駅としてはかなり
斬新ではないかと思います。ちなみに1993年に現在のこの駅舎が造られています。

建物の縁の黄色くウェーブ状になっているところや骨組みが前面に出た感じなども
ユニークですが、決して建設中で骨組みが組まれている訳ではないので(笑)

とにかくどこから撮っても結構「画」になる駅です。

九州の県庁所在地の中では鉄道でのアクセスがなかなか難しいこの宮崎ですが、
九州新幹線が環状的にぐるっとならないのかな?と来る度に思います。

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