豊橋市は、愛知県の南東部に位置し、人口は374,589人(2016.6.1現在)で、東三河の中心都市であり、愛知県では名古屋市がダントツの人口トップですが、そのあとは豊田市が42万で続き、岡崎市、一宮市、ここ豊橋市は38万前後で拮抗している状態です。
ブラックサンダーでお馴染みの「有楽製菓」の実質的な本社機能はここ豊橋に有しています。
-JR・名鉄/豊橋駅-
【路線】JR東海道新幹線(東京-新大阪間)
東海道本線(東京-神戸間)
飯田線(豊橋-辰野間)
名鉄名古屋本線(豊橋-名鉄岐阜間)
【開業】1888年9月1日
【訪問】初訪問-1999年1月
【1日あたり平均乗車人員】 JR-27,424人/日 (2014年)
名鉄-34,055人/日 (2014年) ※名鉄は乗降人員
【近隣の主要駅】 (東京方面)浜松駅→隣駅 ※新幹線
(新大阪方面)名古屋駅→3駅 ※新幹線
(東京方面)鷲津駅→3駅 ※東海道線
(神戸方面)蒲郡駅→5駅 ※東海道線
(辰野方面)豊川駅→5駅 ※飯田線
(名鉄岐阜方面)国府(こう)駅→3駅
●駅名標周辺
ここへの初訪問は実に1999年の事になりますが、当時の記録は皆無につき、この写真は2011年当時のものです。何度となく訪ねていることもあり、写真も何度か撮っていますが、写真ごとにいつのものかも書き添える形で進めます。
まずはホームの様子です。
JR東海道新幹線では愛知県の東端にあり、東隣は静岡県の浜松駅になります。東海道本線でも市の中心駅としては東端になります。他には北へ飯田線が伸びており、駅間の短い何十もの駅が長野県へ向かって続いています。
JR以外にも名鉄が通っていて、名古屋線の始発駅でもあります。ちなみに渥美鉄道の新豊橋駅は、駅を出て右側にあり、また豊橋には路面電車もありますが、名古屋には路面電車がなく、愛知県で唯一路面電車の通る街でもあります。
飯田線のホームと思われますが、始発駅らしさをものがたっています。
どちらかというとサブ側になる西口の上からの眺めです。
高い建物もありますが、割に少なく、40万に近い都市の駅前の雰囲気、がやや希薄な印象を受けました。都会駅でも裏手になると、ガラッとその表情を変えたりするものですが、ここは結構その部類に当てはまるタイプですね。
ちなみにここから下の写真はすべて2008年当時のものですが、今も当時とさほど大きくは変わらないと思って頂いてよいかな、というところです。
●豊橋駅 駅舎(西口)
どちらかというと東口の方がメインで、こちらはあまり降りない方の出入口かと思いますが、東口に比べると駅舎もコンパクトで行き来するバスもかなり本数が少ないです。
西口とはかなり違って、さすが40万近い都市の駅前感に満ち溢れています。
最初にも書きましたが、路面電車が通っています。
県庁所在地やその延長上で路面電車が通っている都市はありますが、県庁所在地でない的で単独で路面電車が通っている所といえば…高岡(富山県)くらいではないでしょうか、ちょっと他に思いつかないですね…、とにかく素晴らしいです。
東口の2F部を出たところは広場スペースになっています。
こんなアーチ状のものもあったりして。
●豊橋駅 駅舎(東口)
東口の駅舎、こちらがメイン側ですね。
西口駅舎よりも、豊橋駅といえばこちらを連想される方の方が多いかと思います。
2F部分がスペースが広くて通路が取られているペデストリアンデッキ方式です。
●路面電車
が見える形で豊橋駅をバックにしたカットです。
まるでこの大きな駅舎に路面電車が到着しているような画です。
●豊橋駅'99
1999年1月、豊橋駅初訪問時の駅舎です。
ドアップすぎてよく分かりませんが、当時はここへ来たというのが分かればよいぐらいの感覚でしか撮っていないので、こんなになってしまっています。ただ、現在と同じ駅舎である事は窺い知れるかと思います。
この時はすごく雪が降っていて、かなり寒かったです。今ならこんな所新幹線でひとっ飛びですが、当時は金がなくて在来線を乗り継いでやって来たのもあって時間がかかり、時刻が遅くなって余計寒くなって、という事で、来る時の環境が酷だった時ほど鮮烈な記憶として今も残っている、といっても過言ではありません。
21世紀のこの世の中にこうして20世紀の様子を残しておくことができて、とてもよかったと思います。