続々トラベルとかナントカ

日本全792市を訪問した駅や旅の記録です

長野/中野 ナガノのナカノ

長野県中野市長野電鉄/信州中野駅からの歩き旅です。

長野県の県庁所在地は長野市ですが、濁らない「中野」市という自治体も存在します。

(2011年4月当時)

●周辺地図

信州中野の駅前にありましたが、かなり地味目な地図でした。

道路図が主のようですが、字名が沢山書かれていてごちゃごちゃした感じになっています。

とにかく隣の山ノ内町に出ればスキー場が数多くあるというのはよく分かります。

Himg0101

駅前通り(右)

東側の出口から右を向いたところの道路です。

駅からまっすぐ伸びている道路ではなく線路と平行な通りとなります。右側の建物は「中野保健センター」です。

Himg0103

駅前通り(前)

こちらは駅から伸びた通りの始まった部分になります。

ピンクの建屋の中華料理店がなんとも目を惹きます。縦長の建屋というのもインパクトありました。

Himg0105

駅前通り(前)2

駅前すぐの交差点が手前にあって、それから程無くあるのがここに見えている「中野駅入口」交差点です。地元では中野駅で通っていると思いますが、東京の中野駅(中野サンプラザで有名な)の存在から、「信州」が冠された駅名になっています。

通りの街灯は真ん丸のがぶら下がったものとなっています。

Himg0106

●カチューシャ通り

と銘打たれていた上の写真の駅前の通り。

作曲家・中山晋平はここ中野市の出身で、彼の代表作のひとつに「カチューシャの唄」という曲があり、これに因んだものと思われます。この曲は1914(大正3)年発表という事で、今年が丁度リリース?!100周年という事にもなります。かの有名な女優・松井須磨子も歌唱したといわれています。

Himg0110

中野市マンホール

真ん中やや上は市章でしょうか。「中」の字がデザインされた形になっていて、両サイドには音符、これは郷土の偉大な作曲家・中山晋平に因んででしょう。という事で、真ん中に描かれている建物は中山晋平記念館だそうです。

ちなみにこのタイプは、旧・中野市のもののようで、市の鳥ライチョウ、市の花シャクヤク、市の木リンゴといずれも旧市のものが描かれています。

Himg0114

●官庁街バス停

ざっくりしたバス停名です(笑)。大抵、市役所前とか市役所とか言ったりすると思いますが、この辺り一帯を指すざっくり名称で。

Himg0117

●中野庁舎

というわけで、庁舎の建屋です。

3F建てで、1Fが主な市民窓口、2Fは市長室等々、3Fは議事関係というのが主な部屋割りです。割にコンパクトな建屋ですね。

Himg0119

信州中野郵便局

こちらも駅名同様「信州」中野郵便局、となっています。

本家の「中野郵便局」はやはり、というべきか、東京都中野区に存在します。

角を跨ぐ?感じで荘厳に建っている素晴らしい郵便局です。

Himg0120

●白雲流れる…

のどかな雰囲気の幹線道、向こうには山がそびえ、白い雲が流れていくという絵に描いたような風景に出くわしました。

Himg0123

●法運寺

郵便局近くにある浄土宗のお寺です。

この厚い屋根が寒い国を思わせます。

下の3枚目の写真の御影堂という建物では白壁に梁という形で、長野県でよく見る建屋のタイプだと思わされます。

Himg0127
Himg0128
Himg0129

●中野騒動記

1871年に当時の中野県で起こったご当地の農民一揆について刻まれています。

この法運寺は、一揆で消失した中野県の庁舎が移されてきた地、という事もあり、ここにこの説明がなされている事の意味がある訳ですね。

Himg0132

●学校と枝垂桜

ここ中野で見た最も印象深いものは、この枝垂桜ですね。

中野の駅前にも4月末にして豪快に咲き誇る枝垂桜を目にしたりして、とにかくインパクありました。

写っている高校は「長野県長野立志舘高等学校」です。2007年に中野高校と中野実業高校が統合したそうですが、最近学校も統廃合みたいなのが実に多いですね。

Himg0139

中野市中央公民館

独特の絵柄のついたユニークな公民館でした。これがなかったら何の変哲もないただの大きめの建物、なのでしょうが…。

ここも青い空と白い雲のコントラストが絶妙なものがありますね。

Himg0141