(2009年3月当時)
●府中駅から
府中駅を出ての様子です。
「ようこそ府中市へ」の広告塔が立派に立っていました。
その左には「ふちゅうのイベント」としてパネル形式で紹介され、両サイドには府中市の花・アジサイと府中市の木・サクラのイラストが並んでいました。
ロータリーは真ん中の植え込みが整備され、手前には花壇が置かれたりとなかなか行き届いたものとなっていました。
上の写真の「ようこそ府中市へ」の広告塔の向こうの駅前通りの様子です。
人口4万そこそこの町ですが、駅前に金融機関あり、高い建物が並びとなかなかの雰囲気を感じさせ、昔からの市はちょっと違うなと思いました。
●駅前通り
府中駅の駅前はまっすぐ伸びている道路などがなく、V字に分かれているような感じで、上の写真がV字の右側の通りで、このすぐ下の写真が左側の通りになります。
個人的に妙に「松岡タンス店」に惹かれました(笑
この街並み見てると、個人的には愛媛県八幡浜市のJR八幡浜駅前の通りに似てると感じました。昭和の香りを残した中層の建屋が続いている感じが。
●電器店の店頭
結構懐かしい感じの店頭でした。昭和の電器店的な。マスタックスとかホント懐かしいですね、日立のビデオデッキだったかな。
●その向かい
上の写真の真向いですが、殆どが廃業したままのシャッター商店街と化していました。
こういうのを見ると、この店はいつごろまでやっていたんだろうか?といった事をよく考えてしまいます。1980年代までは営業してたのかな?それ以前に廃業?いや80年代以後も残ってた??のような、そんな妄想です。
という日蓮宗のお寺がありました。
階段あがって、建屋2Fへつながるタイプのものでした。
と名のついた商店街に出くわしました。
3連の丸街灯がいくつも続き、なかなか前面に出てる感じでした(笑
この商店街の辺りは、すごく更地が多かったです。
再開発の一環だったのか分かりませんが、そこらじゅう更地で、それがまた増えていってる状況でもありました。5年経った今はどうなっているやら。
いかにも昔のアーケード商店街、という雰囲気の通りに出くわしました。
この狭い通路、若干暗そうな内部、たいへん惹きつけられました。
上の写真から中を通ってみましたが、期待通り?!昭和色の濃い中身でした。
店がなくなり駐車場となっている部分もあったり、結局このうちのどの程度が現在も店舗として機能しているのか?を考えさせられる状態でした。
一番街を抜けると、「マイTOWN ほんどーり」という小さな幕?!の立ち並ぶ通りでした。
ここは結構長く通りが続いているようで、営業している店の割合もアーケードのある部分よりも高いのかもしれません。といっても建屋が無くなり歯抜けになっている部分もちょこちょこありました。
それでもこの通りの傍で今年はB-1グランプリが開かれたといい、賑わっている様子もみられました。
雰囲気の商店街、といいましょうか。上の写真から路地を外れた所です。
毎日の食料をこういう食料品店で買う生活って憧れます。人は本来、こういう所で買い物して喋りながら日々を過ごしていくものかな…と思ったりするのですが、最近は皆全国展開のスーパーとか画一感丸出しで、便利だけど味気ないなと思います。ここにはそんな雰囲気がまだ残っていて、消えないでほしいなと思うばかりです。
最後はこの写真で。
なまこ壁が立派で撮らずにいられませんでした。
色んな通りにいろんな顔があり、表情があるなと感じさせられました。この訪問以来数年ぶりに府中での写真を通しで見ましたが、駅前ちょこっとしか回ってない印象でしたが、意外と色々回ってたんだなとも気づかされました。そういうのも面白いものですね。