伊賀市は三重県の西部に位置し、人口は96,076人(2012.2.1現在)で、2004年に旧・上野市と阿山郡伊賀町など計1市3町2村が合併してできた新しい市です。元々上野市がありましたが、この合併をもって消滅し、伊賀市となっています。伊賀忍者の里、松尾芭蕉生誕の地として有名ですが、忍者でいうと滋賀県の甲賀市と共に昭和期には市として存在せず、平成になってから市名として出てくるようになりました。
-近鉄/伊賀神戸駅-
【路線】近鉄大阪線 (大阪上本町-伊勢中川間)
伊賀鉄道伊賀線(伊賀上野-伊賀神戸間)
【開業】1930年10月10日
【訪問】2008年4月
【1日あたり平均乗降車人員】 近鉄-5,455人/日 (2010年)
伊賀鉄-3,883人/日 (2008年)
【近隣の都市駅】(大阪上本町方面)名張駅→3駅
(伊勢中川方面)伊勢中川駅→9駅
(伊勢上野方面)上野市駅→10駅
伊賀市域内自体は初めて行ったのは1999年9月、JR伊賀上野駅に行っての時の事でしたが、その時の写真がないため、市内の駅で比較的賑わっていた当駅をUPする事としました。
こちらは伊賀鉄道の駅名標、当時は近鉄の駅めぐりをしていたので伊賀鉄道の電車にはいまだ乗った事がない状態です。伊賀鉄道では終着駅なので、隣駅表示も片側だけです。
▼駅名標(近鉄)
黒とオレンジの独特のラインの駅名標です。
伊賀鉄道と互いに、互いの線への乗換案内が駅名標の隣に付けられています。
▼ホーム
ホームは近鉄で2面2線、伊賀鉄道で1面1線ですが、この屋根部分はなかなか年季が入っていて、いい感じになっています。柱から屋根へ向かって骨組みが広がっていくさまもいい眺めです。
▼ホーム(待合室)
待合室もホーム上にちゃんとあります。
ベンチの部分に広告看板があったり、そこそこの拠点駅かなという雰囲気は幾分感じられます。
▼人が倒れてる!
こちらは伊賀鉄道のホーム上。
こんなとこで人が倒れてる!と思って焦りました、初めて見た時…
忍者のオブジェなんですね。。
ホームから改札へは、この構内踏切で結ばれています。
跨線橋はありません。
▼駅舎内
券売機付近の様子です。
右側に出ているのが伊賀鉄道のもので、こちらは駅はこれだけです。
左側が近鉄の路線図(券売機も)で、実に長大な路線になっているのが分かるかと思います。
▼伊賀神戸駅駅舎
近鉄と伊賀鉄道という複数の私鉄路線をもつキー駅ではありますが、駅舎はこんなに小さなものです。
天井部が三角屋根でやや高い建屋になっている事ぐらいでしょうか、それなりの規模を誇っている事が見受けられる点としては…。とにかく小駅です。日に何千人も利用のある駅とは、この建屋を見るだけでは思えませんでした。
▼駅舎遠景
上の写真から引いたカットです。
やっぱりこじんまりした駅ですね。