貝塚市は大阪府の南部に位置し、人口は90,480人(2012.1.1現在)で、かつては和泉国の本願寺の拠点になった貝塚御坊願泉寺の寺内町として発展してきた町です。天台宗の水間寺(水間観音)の三重塔も有名です。
-南海/水間鉄道・貝塚駅-
【路線】南海本線 (難波-和歌山市間)
水間鉄道 (貝塚-水間観音間)
【開業】JR-1897年10月1日
水間鉄道-1933年4月25日
【訪問】2007年11月
【1日あたり平均乗降車人員】 JR-20,840人/日 (2007年)
水間-不明
【近隣の都市駅】(難波方面)岸和田駅→2駅
(和歌山市方面)泉佐野駅→4駅
(水間観音方面)水間観音駅→9駅
▼駅名標(南海)
市内は南海およびJRと、貝塚市内のみを走る「水間鉄道」があり、記事タイトルは南海のみとしましたが、当駅は南海と水間鉄道が同じ箇所に存在します。貝塚市内ではJR駅はさほど規模の大きい駅がなく、JRのない当駅が実質中心駅になるといえます。岸和田市なども同じようなケースで、南海に巨大な駅を持ち、JRは小規模駅というような形となっています。
写真は南海のホームおよび駅名標で、隣は通には有名な蛸地蔵駅と、海岸のある二色浜駅となっています。
▼ホーム(南海)
時計のある部分を見ると南海のホームである事が分かります。独特の雰囲気を持っていて。
南海のホームは2面4線を有しています。
▼水間鉄道・券売機
南海のホームを出ると、水間鉄道の入口に行き当たります。
券売機が2台ありますが、「千円札も使えます」と…、、自販機と同じで札は千円札しか使えないのかな??と思いつつ見ていました。
その真上に運賃表があります。路線はこれだけで、駅数もこれだけです。
この訪問当時は2007年で、終着の駅名は「水間」となっていますが、今は「水間観音」駅に改称されています。この方が名前の通りがよく、観光にも有利と見たのでしょうか。
▼水間鉄道・改札
切符を買ったら、階段上がってこの改札口へ。
この当時、水間鉄道に乗ってたら、各駅ごとに乗車してきた客に対して切符を売ってた覚えがあります。下りる時も切符を全部見に来たり、走行中とにかく車掌さんが忙しく駆け回る姿をよく覚えています。
▼ホーム(水間鉄道・1)
水間鉄道のホームは1面2線です。
始発駅で、ここから発車するのとここに着けるのとの行き来があります。
▼ホーム(水間鉄道・2)
駅名標とやって来た電車と共にのカットです。
▼車止め
水間鉄道としては始発駅となるため、このような車止めがあります。
せり上がってる曲線部分だけ黄色にペイントされているところが何気に目を惹きます。
▼駅出て目線
南海のホームから出てきて、右手に水間鉄道の入口がありますが、これをやり過ごして更に直進すると駅から出る事となり、出てすぐの地点の目線はこんな風景です。
右の建屋がホント惹かれます。ここには2回来たけど、2回ともここに目が行きます。。
▼地下連絡道
ホームの真下を横断する格好で、反対側へ出られる地下連絡道が通っています。橋上駅舎で自由通路はありますが、主に自転車での横断ではこちらが重宝するでしょうね。
▼貝塚駅の駅舎
反対側に立派な駅舎があるんですが、訪ねた時にこちら側しか見たことがなく、その写真を。
こちらは左側に「水鉄 貝塚駅」と水間鉄道の駅のある側となっています。こちらが水間鉄道の、反対が南海のそれぞれ駅舎と解釈すれば分かりやすいかもしれません。