兵庫県淡路市、兵庫県南東部に浮かぶ淡路島の北部に位置し人口は45,771人(2012.1.1現在)で、2005年に旧・津名郡津名町・淡路町・北淡町・一宮町・東浦町の5町が合併してできた新しい市です。
明石海峡大橋で神戸の舞子とつながっている部分を含み、まさに京阪神の架け橋といえる市です。
(訪問・2011年1月)
▼写真としてUPしているのは2011年1月、実に10年ぶりにここに訪問した時のものですが、実際この淡路市内にあたる部分に初めて来たのは1985年6月、相当昔ですが、中学校の日帰り旅行で当時オープンしたばかりの「おのころアイランド」へ行きました。当時中三で、4月には修学旅行も終わっていたので、これが中学生活最後の学校での旅行でした。まだ明石海峡大橋なんて全くなかった時代だったので、フェリーで行きました。
次に行ったのがその15年後、今度は全くの自意思でしたが、2000年11月の事でした。それから10年、、同じ所をなぞるように旅してきたのが今回記事分です。
まずやってきたのが、この津名港バスターミナル。2000年もここにやって来て、このターミナルに降り立ったのでした。
鉄道のない淡路島ですが、この写真だけ見るとまるで鉄道駅の駅前のような光景です。
▼で、これが津名港ターミナルです。
JRの比較的新しい駅にありそうな建屋、という気がしないでもありませんが、2000年に訪ねた時とおんなじ姿、だったように思います。
ただ、大きく違うのは2000年当時はフェリーの就航する港としての機能を持っていましたが、2007年に泉佐野と行き来するフェリーが廃止され、現在は港としての機能を持っておらず、実質バスターミナルとしての機能のみを持つ状態となっています。
そのせいか当時と比べだいぶ閑散とした印象でした。2000年当時はまだ人で賑わっていた感がありましたが、2011年ではバス乗降客はまばらで、待っているタクシー運転手の人数のが多いんじゃないか、という印象すら持ったものでした。
それにしても、この辺りの街灯は皆こんな感じで面白いな、と感じました。鳥を表しているのでしょうか。ここ旧・津名町の町の鳥はチドリなのだそうですが…
▼先ほど出てきたターミナルの建屋の真裏になります。
港としての機能の名残がハッキリと残っていて、船着き場と桟橋が。
建屋が寂れた感じがして、コンクリート床の隙間に草が生えたままのようになっていますが、それ以外は現役の港のように見えます…、2000年当時は現役の港でした。
1985年も2000年も現在の淡路島3市のうちで行ったのは、この淡路市にあたるエリアのみで、洲本市は2010年、南あわじ市は2011年にようやく訪ねる事となります。
▼鎖が掛かっている以外は、ホントに現役の港のように見えるんですが…
この時で泉佐野ルートが廃止されて4年になる頃でした。
前回訪問時と大きく違うのは、ここに人の行き来がなくなってしまった事…、、実際この時ここ歩いてたのは自分一人だけでしたから。
▼さて、この津名港ターミナルの中を10年ぶりに入ってみるとします。
??
なんだこの閑散具合は…
という感じでした。2000年の頃はフェリーの就航する港の顔も持っていたからか、そこそこの賑わいがあったし、ここで長い事バス待ってたのでその当時の事割と覚えてますが、、とにかく人が居ない、、といっても全くいない訳でなくて、バス利用者がまばらにいて、一応この建屋にしばらく居ましたが、自分除いてMAX2人居た時がありましたが、一時に3人以上いるシチュエーションには全く出会う事はありませんでした…。
店もやってないっぽくて、ガラーンとした感じでシーンとしてました。ただ部屋だけがだだっ広いな、と…。
賑やかな中、穏やかに過ごした2000年当時が懐かしい、、当時と隔世の感という雰囲気になってしまいましたが、、
という事で、淡路市の第①弾は、この津名港ターミナルの紹介でひとまず終了です。