続々トラベルとかナントカ

日本全792市を訪問した駅や旅の記録です

JR日向市駅 (宮崎県日向市)

宮崎県日向市のJR日向市(ひゅうがし)です。

日向市は宮崎県の北東部に位置し、人口は62,827人(2011.1.1現在)で、日向市というだけあって日照時間は全国でもトップクラスとの事で、日向国とはそのあたりから来ているのでしょうか??ちなみに日と向が反対表記の京都府向日市は「むこうし」と読みます。日向市はまた県内有数の工業都市でもあります。

-JR日向市
【市内】
市内4駅(いずれもJR)中の中心駅
【路線】
JR日豊本線(小倉-鹿児島間)
【開業】
1921年10月11日(訪問は2010年8月)
【1日あたり平均乗車人員】
2,543人/日 (2007年)
【近隣の都市駅】
(小倉方面)延岡駅→5駅 
                       (鹿児島方面)宮崎駅→13駅      
 

日豊本線で宮崎県の市の駅は初登場です。

日向駅というのが千葉県山武市にあります。その為に日向「市」駅になっているのでしょうか??開業当初は富高駅と名乗っており、富高「村」から富高「町」になった年で、1951年に日向市として市制施行し、1963年になってこれに合わせる形で現駅名に改称しています。

九州の駅独特のその地を表わす絵には「ひょっとこ」が描かれています。日向にはひょっとこ祭りなるものがあるといいます。
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▼ホームは1面2線の高架駅で、電光掲示に豪華な屋根と新幹線でも停まるのかな、といった雰囲気すら持っています。残念ながら新幹線は通りすらしませんが…

この写っている電車は485系レッドエクスプレス、この2011年の3月12日のダイヤ改正で残念ながら運行終了してしまったといいます。今や消えてしまった電車をこんな風に記録に残せているのっていいな、とつくづく思います。つい昨夏撮ったばかりなのに、今やもう運行していないとは…という気持ちもありますが。
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▼駅ホームにあった時刻表です。

九州はやはり特急の占める割合が非常に高く、この駅で特急を除く普通列車の本数を見ると1時間に1本あるかないかぐらいの極少路線になってしまいます。特急のお陰でそこそこあるように見えることが明らかな状態となっています。
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▼ホーム内のこの見事な様子。

エレベータも設置されています。

天井は杉材による木造を前面に出し、サイドにかけての無数の骨組みの織り成す模様はもはや芸術の域息といったところ。それもそのはずというべきか、建築の専門家なども主導し10年もの長期にわたる構想が練られた末にできた駅舎であるといいます。

このように高架化されたのは2006年(宮崎県では4駅目[E:sign01])で、2008年には鉄道に関係する国際的デザインコンテストである「ブルネル賞」の最優秀賞を受賞したといいます。駅舎としては日本初の受賞ということで、そういう意味で素晴らしい駅といえます。
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▼天井のなんとも微妙なカーブの具合が芸術を感じさせ、またこれら木材を惜しみなく使用しているところも実に素晴らしいと思います。
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▼駅構内にあった地元日向出身のヤクルトの背番号1・青木宣親選手の1000本安打達成を祝した立体写真?が飾ってありました。

青木選手は2年目の2005年からレギュラーに定着、その年200安打越えを達成し首位打者を獲得、堂々の新人王にも輝いたシンデレラボーイとも言える存在です。去年2010年には実に3度目となる首位打者を獲得し、1000本安打も去年達成しました。今ではリーグを、いや球界を代表する打者として挙げられ、現在29歳にして通算1114安打を記録しており、あと5、6年安定した成績を残せば2000本も全く夢ではない数字かなと思います。
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▼駅舎の軒先です。

ここはホーム以上に杉材がふんだんに使われている感が如実に出ています。

かなりお金がかかっていそうな雰囲気です。
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日向市駅の駅舎を様々な距離や角度で3連発にて。

上2枚の写真では「日向市駅」の表示を確認する事ができます。

一番下の写真は向かって左部分が主でこちらは駅名が見えませんが、建屋も大規模で大都市駅のような貫禄に満ち溢れた雰囲気を全面的に醸し出しています。
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