朝来市は兵庫県の北部に位置し、京都府とも接しており人口は32,845人(2010.8.1現在)で2005年にこの駅のある和田山町をはじめ朝来町、生野町、山東町の4町が合併し、それらの属していた朝来郡の名をそのままに新たに誕生した市です。生野銀山はこの市内の旧・生野町域にあります。
-JR和田山駅-
【市内】市内6駅(すべてJR)中の中心駅
【路線】JR山陰本線(京都-幡生間)、播但線(姫路-和田山間)
【開業】1906年4月1日(初訪問は2004年5月)
【1日あたり平均乗車人員】 791人/日 (2008年)
【近隣の都市駅】(京都方面)福知山駅→5駅
(幡生方面)八鹿駅→2駅、豊岡駅→5駅
(姫路方面)寺前駅→6駅
▼山陰本線の途中駅であり、かつ姫路とを結ぶ「播但線」の終着駅でもあります。
この駅のホーム自体は1993年に何度となく降り立ってはいましたが、いつも豊岡への夜の電車待ちで23:00過ぎに着いて、15分位してから豊岡行きの電車が来ていたものでした。なので外へ出る事なく、初めて訪ねたのはその10年以上を過ぎた2004年になってからでした。ただしこれもバイクでの訪問で、このホームのカットは2007年9月、免許更新で八鹿へ行く途中、寄り道で来た時のものです。朝来市になってから初めて来ましたが、郡部の頃と何ら変わっていないように思いました。
▼かなり霞んでいたこの当日、何を撮っても幻想風景となっていましたが?!
向こうのレンガの建物は旧・和田山機関庫の車両庫なのだとか。ここには写っていませんが、左側には給水塔も残っています。(上の写真の駅名標の向こうに写っています)
ホームは2面4線もあって、跨線橋でつながっていますが、そのまま改札へと抜ける橋上駅舎形式です。
▼改札を抜けて、駅舎2F部分に待合室があり、そこから階段を降りて出口へ。その踊り場部分から駅横の様子を。バス停の表示があり、バスターミナルが見えます。平成の大合併前は豊岡以外は全くの郡部しかなかった兵庫県北部ですが、そんな中でかなりキーとなる交通の要衝的存在であったのがこの駅です。
▼和田山駅の駅舎です。
白を基調とした独特のスタイルで、行く前に持っていたイメージより大きいな、と思いました。2F部のガラス張りとなっている部分が待合室で、右端にある階段へと降りていきます。その左1F部には喫茶店がひとつ入っていました。
朝来市の中心として発展を願いたいところですが如何なものでしょうか…??