鈴鹿市の駅としては、同じ近鉄の鈴鹿市駅をupした事がありますが、これに続く鈴鹿市の駅です。
-近鉄/白子駅-
【路線】近鉄名古屋線(伊勢中川-名古屋間)
【開業】1915年9月10日
【訪問】2008年4月
【1日あたり平均乗車人員】 8,250人/日 (2015年)
【近隣の主要駅】 (伊勢中川方面)津駅→8駅
(名古屋方面)近鉄四日市駅→10駅
●駅名標周辺
白子という文字が黒バックで表示されていて変な感じでした。「しらこ」かな??とか思っていましたが、「しろこ」と読みます。
鈴鹿市の中心駅的存在で、鈴鹿市にはそれこそ市名を名乗る「鈴鹿市」駅があり、伊勢鉄道にはズバリ「鈴鹿」駅がありますが、いずれも規模はそこそこながら中途半端で、栄えているとも言い難い状況の中、この駅は利用者数も多く、賑わいもあります。
近くには「伊勢型紙資料館」なる施設があります。また鈴鹿サーキットまでは約5kmの距離があります。
2面4線のホームを有しています。
鈴鹿市内で唯一、特急の停車する駅でもあり、格上感があります。
1日あたりの乗車人員は8,000人を超え、鈴鹿市駅は1,000人台と何倍もの開きがあります。
開業は1915年、第一次世界大戦の翌年で、2015年に開業100周年を迎えています、といってもこの写真は2008年当時のものですが。
待合室周辺の様子です。
片側だけ見えていますが、室内型の待合室があって、室外も壁と椅子がありました。
ホームの真ん中が壁に仕切られていて、吹きっさらしになっていないところが良いなと思いました。椅子も結構な数ありました。
自由通路があって、コインロッカーがあるくらいには規模の大きい駅です。
沿線の近くの駅だとホームを歩いたら改札で、そのまま駅を出るみたいになりますが、こうしてこのような通路があって、滞留するスペースがあるというのは良いなと思います。語彙力なくてこんな書き方ばっかりになってしまいますが。
4レーンある格好でしょうか。
当時はなかったと思いますが゛、今は改札上の部分がチェッカーフラッグのチェック模様になっているようです。鈴鹿サーキットになぞらえてですね。ホーム上の待合室もこの模様になっているとどこかで耳にしました。
いかにもという感じの駅前感が出ています。
鈴鹿市の駅の駅前でこれだけ雰囲気のある所はホントないです。鈴鹿市駅は駅舎こそ大きいものの利用されているであろう面積はその何分の一か程度な感じでしたし、駅前はひっそりとしていましたし。それに比べたらここは純然たる都会でした。
鈴鹿サーキットへいざなう大きな看板が駅前にありました。
鈴鹿サーキットなのに動物のイラストがデカデカと載っていたり、最初何の看板だろう?と思ったぐらいです…いつ描かれたものか気になります。昭和の「レジャー」という言葉があった頃からのイラストのような、そんな雰囲気を感じました。
樹に隠れて撮りづらかったのですが、白子駅の駅舎です。
駅舎の大きさだけなら鈴鹿市駅の方が大きいですが、賑わい具合が全く違ってて、こちらのが断然賑やかです。コンビニもあり、タクシーも停まっていました。
鈴鹿の名前を一切冠しないので中心駅と分かりにくいのですが、鈴鹿市の賑やかな所へ行きたいならここへ行くべきです。という白子駅でした。