富士市では以前に新富士駅をupした事がありますが、これは新幹線のみの駅で、今回は在来線の市内代表駅をお送りします。
-JR富士駅-
【路線】JR東海道本線(東京-神戸間)
身延線(富士-甲府間)
【開業】1909年4月21日
【訪問】2007年9月
【1日あたり平均乗車人員】 8,269人/日 (2015年)
【近隣の主要駅】 (東京方面)沼津駅→5駅
(神戸方面)静岡駅→9駅
(甲府方面)富士宮駅→6駅
●駅名標とホーム
新幹線が停まるのは「新富士駅」ですが、新富士は新幹線のみの停車で、東海道線から外れてしまっており、実質的に富士市の代表駅はここ富士駅になります。
自治体自体が富士市となったのは1954年の事ですが、その前に町として「富士」が自治体名になったのが1929年の事であり、それまでは加島村を名乗っていました、
東海道本線だけでなく、山梨県甲府市とを結ぶ「身延(みのぶ)線」の始発駅でもあります。
また市内にはJR以外にも市内の隣駅・吉原駅から出ている「岳南鉄道」というものもあり、富士市内を通っています。
3面6線もあり、2面を身延線に、あと4面を東海道本線に使用しています。
上の写真と反対側で、跨線橋が見えています。
地上ホームで、橋上駅舎スタイルになっています。
そして屋根のあるゾーンが広く取られています。
ビルが点在する駅前は市の中心感を漂わせます。
新幹線の新富士駅までは1.5kmほどあり、歩いては行けますが少し距離があります。バスは1時間に2,3本ほど出ていて7分ほどで結ぶとの事です。一度タクシーで両駅間行った事あります。
●自由通路
駅線路をまたぐ自由通路の辺りです。
通路自体はアスファルト其そのものという感じで、外へ出ると急に床面が変わります。
タクシーが停まるロータリー部分を上から。
2F部分の通路が存在感の大きい駅で、近隣では富士宮駅なども同様の構造です。
製糸工場が多数存在し、煙突から煙が上がっているのが多く見られます。これは富士市内の吉原駅でも同様に見られる光景です。
2F通路の目立つ駅ですが、階段を下りて1Fにもこのように出口があります。
●富士駅 駅舎
2Fからの様子と1Fからの様子です。
2F出口からのスペースが広々と取られているのが分かります。
10年前の姿で、今ではだいぶ再開発の話もあるようで、どの程度変わったのか?また見に行かなくては…という気もしています。とりあえずこの駅舎は変わっていないようです。
しかし1964年築の駅舎という事なので、遠からぬうちに駅舎改築の話だって出てくるのかな、とも思います。