(2011年8月当時)
●駅前通りはここから
駅記事でもご紹介しましたが、ここに来た時にものすごい雨で、傘もないし、周りに何もないしで、正直殆ど動けませんでした。折角来たのに歩くのもままならないのは辛いです、バスも来ないし…、一切旅ができず、したがってこの記事でも駅前をお届けするのが精一杯です。日本全市を訪ねても、こんなに旅ができなかったのはここくらい、自分にとって「最も旅できなかった」市だと思っています。
地図がありますがそこには「伊達町へ」とありました。2005年まではここは自治体名が伊達「町」でした。その人口11,000人ほどの伊達町と周辺の町との合併で伊達市になり、北海道に既にある伊達市と同じ市を名乗る事となりました。しかし伊達市の中心ではありません、来た時はそう思ってきたんですが…、ただし伊達市でJR唯一の駅でもあり、どこまでも微妙な立場だな…という感じです、
地図を見ると、町のど真ん中を分断するように阿武隈川が流れています。
よくある名前ですが、駅前通りにこのような名前がつけられ、その事がこの石に記されていました。
「駅から降りた人達が初めて見る景色である」と記されています、全くその通りです。その初めて見た景色が、どしゃ降りの子の街並みでしたが…[E:coldsweats01]
夢と希望を込めて、刻み込まれていましたが、この時は全然人がいませんでした…
平成8年に当時の伊達町長名で署名されています。
小さな池?が連続で存在しつづける不思議なエリアでした。逆にこんなにつくり込んで維持管理しているのかな?と思わされました。
この先を歩いて行きたかったのですが、悪天で時間もなくで、また先に何かある気もせずで、ホントにもう…すごく旅する気が萎えてしまっていました。違う地区(保原など)へ行けばよかった、と今にして思えばですが、そもそも福島県自体はあまり旅している県ではないので、伊達市の別の顔を跨見てみるのも良いかなと思っています。そんな風にしてまた訪ねたい街ばっかりで追いつきませんが…。
駅前すぐの歩道を左に向いた所にある公園的なエリアです。
しかしなにかこの荒涼感はなんだろう??と感じるしかありませんでした。
ただ床を整備して真ん中にデンと物を置いているだけのスペースで、何を目的としてつくられているのか頭の中が「??」ばかりでした。イベントスペース使われているとも思い難く。悪天候が余計にそう思わせたのかもしれません。
という事で地元の小学生からのおてがみが貼られていました。
もう何年も前の事なので、ここでの彼や彼女はだいぶ大きくなっている事でしょう。
駅前の歩道はずれにポツンとありました。
毎年7/24、25に長岡天王祭という祭りで山車が練り歩くそうですが、その山車がここに入っているのかも。この格納庫自体は平成五年にできたとあります。あまりに草むらの中にポツンと置かれている感じで、そこらの物置と勘違いされてしまいそうなレベルでした。
●伊達ももの里マラソン大会
2011年当時で第51回を数える伝統あるマラソン大会で、この時は8/28に行なわれました。今年は57回目として8/27に開催されました。という事は第一回は1961年という事になりますね。
マラソンといっても42.195とかではなく、最長で10kmのようです。
福島といえば「もも」というほどですが、ここも桃をウリにしているようです。このマラソンも参加賞として桃がもらえるらしいです(笑)完走者には抽選で富士通製PCが当たるともありました。→コチラ
●伊達市の四季
春のピンク具合が素晴らしいですが、桃をウリにしつつ春は桜が咲き誇る、イメージカラーピンクなんじゃないか?と思う位ピンクの似合う町です。街なかでそういう場面を見られたら…と思いましたが、この時は全く叶わずでした。
秋は霊山(りょうぜん)の紅葉が美しいといわれ、この写真もその分かと思われます。
観光地として探していると、市内の別の町である旧・梁川町辺りが城跡はじめいろいろありそうです。あまり派手な景色とか場所は見受けられませんでしたが、通好みの場所なら見つけられるのでは?と思い、今度はそういうものを探しに行ってみたいものです。