韓国/軍浦市の韓国鉄道公社/餅店(병점)駅です。
華城市はソウル近郊京畿道の市で、人口は約540,000人で、周辺地域が市制化していく中で取り残された形となり、21世紀となった2001年にようやく市制化された新しい市です。韓国の世界遺産に「水原華城」というのがありますが、これがあるのは水原市であり、華城市ではありません。
-韓国鉄道公社/餅店(병점)駅-
【路線】韓国鉄道公社京釜電鉄線(首都圏電鉄1号線)(ソウル駅-天安間)
餅店基地線(餅店-西東灘間)
【開業】1905年1月1日
【訪問】2016年9月
【1日あたり乗降車人員】 15,087人/日(2011年)
【近隣の主要駅】 (ソウル方面)水原駅→2駅
(天安方面)烏山駅→3駅
(西東灘方面)西東灘駅→隣駅
●駅名標
餅店と書いて英字では「Byeongjeom(ピョンジョム)」と表記します。
これはさすがに日本語読みとかけ離れていて、「もちみせ」としか覚えられずにいます(笑)
韓国鉄道公社京釜線に属していますが、ソウルの首都圏電鉄1号線の延長上で、地下鉄の駅番号が適用されており、地下鉄同様T-Moneyカードにチャージしていれば自由に乗り降りできます。(地下鉄に乗ると同じように気軽に利用できます)
ここはさすがに日本語表記がなく、英語と漢字表記はありますが、やはりソウルを離れるとだんだん日本語に触れる事は少なくなってきます。
で、ここの駅近くに出ている施設は官公庁系ばかり?という感じでした。むしろ、観光名所が近くにあると確認できた都市の方が少なかったと思います。大抵どこ行っても結構似たような雰囲気の駅前だな…って印象もかなりありました。ソウル市外であっても。
●のりばへの案内
右側に代表的な行先が表示されています(日本でいう大阪・京都方面的なもの)が、西東灘は本線から外れてひと駅だけ分岐する「餅店基地線」の駅で、他の平沢、天安…とあるのはいずれもソウル方面とは逆方向で、つまりはソウルから遠ざかる方向にある駅です。
●電光掲示
完全ハングルなんでわかりません、多少読めても、読んでるうちに表示変わってしまったりで(笑)読めてもかな止まりで、なんていう感じの駅なのか、漢字の路線図を見ていても分からないという…とにかく待つだけ待っていました。
ソウル市内では放っておいてもいくらでも電車は来ますが、ソウルを出ると段々本数が減っていき、1号線の果てまで行くと1時間に2本程度にまでなってしまいます。なので、ソウル地下鉄の延長上で、ソウル市外を旅したいという方(管理人はまさにそのノリでこの時旅していましたが…)は要注意です。
餅店駅舎内です。
下2枚中上側は、駅の階段を上って2F部分へ入り、改札周辺の様子です。この辺り大体どこの駅へ行ってもこんなカフェ様のお店はありました。ただソウル市外に限れば、市の中心駅らしき駅しか寄っていないので、本当に他の駅含めてこんな感じか、?と言われると分かりません。
下側の写真は入口はいったばかりの所で、階段前のちょっとしたスペースにも服の店が構えられていました。
白の壁面にオレンジのストライプが印象的な駅舎です。
ソウルを出て地下鉄色が薄くなると、こういった本物の「駅舎」に出会えて、駅舎大好きの身としては、ようやく駅に来たなと感じました。
薄暮というレベルを越えるくらいの時間帯で、写真もぶれがちになり、駅名なんてまともに撮れたものではありませんでした。