続々トラベルとかナントカ

日本全792市を訪問した駅や旅の記録です

愛知/常滑 またまた陶器溢れる街!

愛知県常滑市名鉄/常滑駅からの歩き旅です。

(2011年2月当時)

●ようこそ

という事で、とこなめ競艇への案内看板です。

「ようこそ」と言ってる招き猫が陶器製とおぼしきもので、陶器の街の側面がこんなところにも出ていると感じさせられました。

ちなみに競艇場というのは意外と少なく、日本に現在24ヶ所しかないのですね、ここがそのうちの1ヶ所な訳です。

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●やきもの散歩道へ

常滑駅から出て徒歩5分ほどの陶磁器会館が「やきもの散歩道」のスタートといい、その周辺案内図が出ていました。愛知県であれば、ここ常滑もそうですし、セトモノでゆうめいな瀬戸も焼き物の街ですね。

コースを見ていると、結構いいい時間かかりそうでしたが、何せ着いた時間がもはやこのような時間帯で、暗くなる一方という状況であり、駅前をチラッと歩いたのがせいぜいでした。

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●昭和30年代の常滑の風景

常滑駅の駅前広場を出てすぐの所に、このようなエリアがあって、往時の常滑の様子がここに現われています。所々に高い煙突が立ち並ぶ、ゴツゴツした感じが往時を如実に物語っています。

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●招き猫通り

今回記事の中心ネタはこれです。

というか、ここでの招き猫の写真が殆どです。結局寄る時間がなかったので、駅の程近くであるこの辺りで壁から浮き出た猫たちを色々撮るぐらいしか出なかったという事ですね。

でまぁ、こんな感じで並んでます。

上の写真の往時の常滑の風景がある左下の壁の部分にこれらが並んでいる訳です。

一番手前の猫は「健康長寿」ということで、乾布摩擦をしているところです。

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●安産

ここでの一番手前の分は安産がテーマで、それぞれの招き猫はそれぞれの御利益をもたらすとされています。しっかりお腹も大きくなっています。

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●これは??

子宝か、家内安全か、、??

ではなくて、これはペット守護・供養だそうです。

この猫が抱えてるやはり猫がペットだとは…!!

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●では、これは??

結構な顔つきで鳥の上に乗って、いささか暴力的な感もしなくもありませんが…

これは「出世」だそうです。

ひたすらに飛んでいく、感を出しているのでしょうか?

鳥がいじめられてる感じもするのですが…

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●腕を組んで

これは「縁結び」

しっかり腕が組まれていますが、組んでる方の腕が長くて、もう片方は気持ち程度、というのがまた面白いですね

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●顔と手だけ

がニョキッとでた、この大きな瞳の猫

さてこれは何を表わしているのか??

「美人祈願」だそうです。

そういう顔してますね確かに…。

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●めで鯛

これは「大漁満足」

大きな魚が獲れた様子は分かるとして、猫が上から乗りかかってる感じがある意味すごい画に見えました。上から叩いているようにも見えますし。

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●地球に立つ猫

まあるい地球の上に立った猫と、その周辺は何やら赤いものが吹き出している様子。

これは何かというと…

地震息災」だそうで。

ちなみにこの息災という言葉、「無病息災」なんかで遣われますが、というかそれでしか聞いた事ないくらいですが、「病気をしないで、元気なこと」という意味があり、「息災に暮らす」などという言い回しもするようです。

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ニャース

ポケモンの敵キャラ?!ニャースにそっくりなこの猫、頭の上から手のようなものが千手観音の如く伸びていて、下の方は乗り物に乗っているような、これの意味しているものは…

「心願成就」

だそうです。

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●スーパーマン

分かりやすく猫のスーパーマン、壁から今にも飛び出してきそうでした(笑)

これの意味は「無病息災」 強くたくましく、の想いが込められているのでしょうか。

とか、1つずつ見てきましたが、全39体もあり、さすがに全部という訳にはいきませんでした。でも、そのひとつひとつに重いと願いが

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INAXへの道

現在のLIXILですが、この当時はLIXILになる直前で、まだINAXで通っていた頃でした。

本社はこの常滑で、INAXの前は「伊奈製陶」といっていました。

常滑の誇るニッポンの大企業ですね。

時間がなくて、というより着いたのが遅すぎてまともに回れませんでしたが、今度行く時は「やきもの散歩道」をちゃんと回ってみたいものです。

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