2016年1月9日、この島の空の玄関である「宮古空港」に降り立ったその瞬間こそが、日本の全790市訪問達成の瞬間でありました[E:sign03][E:bell]
そんな宮古島市の旅の幕開けとなった、都子空港の様子をお届けです[E:good]
まずは宮古島市の御紹介、宮古島市は沖縄県の宮古列島に位置し、人口は51,356人(2015.10.1現在)で、旧・平良市を中心として他に宮古郡の3町1村と合併して2005年にできた市で、8つの有人島から構成されています。
●あらたかシーサー
宮古島市に着いて、いちばん最初に撮った写真で、自分のTwitterでも全市訪問を記念したツイートの時にのせて写真でもありました。
「宮古島へようこそ」というシンボル的なもので、ちなみに「あらたか」とは宮古島の言葉で、 「大切な」とか「勿体ない」とかいう意味で、ノミで切り出したトラバーチン、赤瓦の廃材、貝殻などでこのシーサーは造られているといいます。
色々と吊下げられていました。
こういうのも空港内部特有のものですね。
泡盛、手づくり菓子、マンゴージュース 等々
手すりの部分を赤と緑の幕で交互におりなされていました、まるでクリスマスのように…
空港ターミナルビルの案内図です。
建屋としては3F建てです。
ちなみに宮古島へは、この2016年にようやく行く事が叶った訳ですが、何度も行く事を試みては断念してきました。金額が半端ない事、時間もかかる事、がその大きな理由でした。昨秋行った種子島も同様でした。しかし、未訪市はあとわずか1となった状況で、どこかの時点で必ず行きたい!との思いが強くなり、この段階で決めました。
直行便はなかなかなく、以下の行程で往復しました。
これで往復\88,400だったでしょうか。
【ゆき】
1/9(土) 伊丹 9:10発==那覇 11:25着 12:00発==宮古 12:55着
【かえり】
1/10(日) 宮古 16:50発==那覇 17:40着 18:15発==伊丹 20:05着
●ゴーヤチャンプルー定食!
空港内のレストラン「のむら」さんで昼食を頂きました。TVに見入り過ぎて、出発が少し遅くなりましたが…
沖縄に来たな…という感じのものを選びました。「宮古そば定食」と迷いましたが、宮古そばは他の所で頂きました。
空港を出て道路を隔てた先の広場スペースです。
独特の屋根瓦がいかにも沖縄に来た感じでいいですね。
これもまた、空港前広場内のものですが、経営コンサルタントとしてたいへん有名な船井幸雄氏が夢で見たというデザインで、このマークの真ん中(赤い部分?)に立つと、良いエネルギーが集まる、とされ、地面に描かれたパワースポットという訳です。
宮古島を「癒しの島」と見立ててもいる、という事です。
●宮古空港 正面
空港というものに対して、勝手にまっすぐな形でフラットなイメージを持っていたのですが、この空港の建屋の形はかなりゴツゴツとしていて、インパクトありました。
庇の部分が特にカクカクッと波打っていて、下側の写真にはその感じが非常に分かると思います。前に木々が密集していて、なかなか全体像が撮れませんでした。
宮古空港の開港は1975年という事で、40年と少しという歴史ですが、現在のこのターミナルビルは1997年供用開始の比較的新しいものです。
それまでのビルは滑走路を挟んで向かい側にあったという事ですが、その地は今は国に返還されているようです。そして街(旧・平良市の中心)へ出るには、必ず滑走路を隔てた裏側へ出なければ、という事になってしまうので、距離はさほどではなくても、徒歩で行くのは少々しんどいものがあります。
●宮古諸島案内図
小枝に一部隠れてしまっていますが、現在地である宮古空港は地図の真ん中よりやや左上の赤囲み部分で、中心地である平良港周辺はその左上の赤囲み部分にあたります。
こうして見るとそんな遠くないのですが、空港滑走路部分をぐるっと回ってくる必要もあり、歩きよりは車で行った方が無難です。
帰りはタクシーを利用しましたが10分程度で、1,000円強でした。初乗りが420円[E:sign02]だかでビックリしたのを覚えています。
「んみゃーち」は、こういう看板に書いてある文言なので察しがつくと思いますが、「いらっしゃいませ」を意味し、沖縄本島なら「めんそーれ」にあたると思います。宮古島の方言はこのように「ん」で始まる言葉が見られます。
・んつぁ (そうです)
・んにゃだ (まだです)
・んざんかいりゃー? (どちらへお出かけですか?)
といった具合です。
空港を出ると真ん前はほぼタクシーのりばで、ずっと前へ進み、ほぼ最前面にこのようなバスのりばがあります。
バスのダイヤを見ると、9時台から16時台まで、1日7本ほどありますが、このうち中心地の平良方面に限れば、わずか4本のみです。空港の着時刻に合わせて、という訳でもないようです。結局12:55着で昼食等を経て14:17発に乗りました。バスはあまりあてにしない方がいいです。利用するなら時刻をよく確認して。空港関係以外の路線もいくつかありますが、やはりかなり限定されるので要注意です。(平良→伊良部島方面は比較的便数が多いです)
下の写真にバスの駐車場がありますが、バスのりばから空港前道路を隔てたほぼ向かいにあります。ただ、この時に来たバスはこの駐車場からではなく、空港前の道路からきてたので、他の所からルートで回ってきたと思われます。
バスは基本前乗りで、行先を告げて料金を払ってから乗ります(お釣りは運転手さんが出してくれます)。降りる時は運転手さんから告げられるので、これに従って降ります。なので、行先は先に考えておいた方が良いと思います。「あそこの何の…」みたいなぼんやりした感じで乗り込むと、運転手さんとのやり取りに時間がかかり、運行時間にも影響するので。
めでたく日本全市訪問を達成したこの地、ひとまず良い区切りとなりました[E:sign03]