続々トラベルとかナントカ

日本全792市を訪問した駅や旅の記録です

JR盛岡駅 (岩手県盛岡市)

岩手県盛岡市JR・IGR/盛岡(もりおか)です。

盛岡市岩手県の中部に位置し、人口は300,033人(2015.2.1現在)で、岩手県の県庁所在地であり、岩手の中心として機能し、また南部鉄器の産地として伝統産業も有する街です。

-JR・IGR/盛岡駅
【路線】JR東北新幹線(東京-新青森間)
      秋田新幹線(盛岡-秋田間)
      東北本線(東京-盛岡間)
      田沢湖線(盛岡-大曲間)
      山田線(盛岡-釜石間)
    IGR(いわて銀河鉄道)線(盛岡-目時間)

【開業】JR-1890年11月1
     IGR-2002年12月1日

【訪問】初訪問-2000年1
【1日あたり平均乗車人員】JR-18,440人/日 (2013年)  
                 IGR-5,757人/日 (2013年)

【近隣の主要駅(東京方面) 北上駅→2駅 ※新幹線
           
(新青森方面) 八戸駅→3駅 ※新幹線
           (秋田方面) 角館駅→3駅  
※新幹線
           (東京方面) 木古内駅→6駅
           (大曲方面) 雫石駅→3駅
           (釜石方面) 宮古駅→17駅
           (目時方面) 滝沢駅→4駅 
いわて銀河鉄道

駅名標

JRで新幹線として2路線、在来線として3路線に属し、「いわて銀河鉄道」の始発駅としても機能する非常に重要な駅です。

この駅名標東北本線のものです。

ここ盛岡へ初めて訪ねたのは2000年1月になりますが、その後2012年に再訪時の写真を中心に今回の記事はお送りいたします。

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●ホーム

この左側のホーム番号は「7」となっていますが、2~9番線まであって、在来線だけでも実に4面8線も有する広大なホームとなっており、東北地方有数の規模を誇るといえます。これに加えて新幹線2面4線も有しています。

下側の写真の右端に時刻表が写り込んでいますが、実に多岐にわたる路線を有している事がここでもわかります。

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●わんこそば列車

といっても特別なものではないのですが、このような絵が描かれてありました。

「イートハーブいわて物語」とのフレーズもありますが、岩手県の産んだ偉大な作家・宮沢賢治による「理想郷」を意味した造語として有名ですね。岩手の旅を「理想郷」の旅にしたい、そんな想いが込められています。

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●IGR入口

IGR(=いわて銀河鉄道)ののりば入口です。

JRとは別になっています。この路線を利用したのは2014年が初めてだったので、IGRの関係写真のみ2014年当時のものです。

東北新幹線は1982年に開業されて以来、長らくここ盛岡が終点の座にあったのですが、20年経った2002年に青森県八戸まで延伸されて、これと同時にJRであったここからの青森方面への在来線が、青森県は「青い森鉄道」、岩手県は「いわて銀河鉄道」へとそれぞれ第三セクター化されました。(また運賃も上がました>_<)

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●IGRホーム

別入口になっている、いわて銀河鉄道のホームです。

IGR内の路線を通り続けるものと、途中でJRに乗り入れるものとがあります。

電光掲示の時刻表が示していますが、この時、朝の5時台でした。こんな時間帯からでも列車は出ています。ちなみにこの時は、市になって間もない滝沢へ行ってました。

下側の写真は新幹線の駅もある「いわて沼宮内」行の列車です。

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●多数の幟

再び2012年当時の写真に戻りますが、駅構内にこのように幟が並べたてられていました。

岩手県の誇る世界遺産「平泉」の存在は大きいですね。平泉は盛岡市内ではなく、平泉町という郡部にあります。

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●新幹線

新幹線ホームでのカットがこれだけだったのですが、この辺りの新幹線ってこんなつなぎ方なのか、と初めて見た時は驚きました。これで高速で走ってよくちぎれないな、と(笑)

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新渡戸稲造 像

旧五千円札の肖像であった新渡戸稲造はここ盛岡の出身です。

お札になった人物としては比較的地味な存在かもしれませんが、彼が1900年当時に出版した「武士道」は各国語に訳されベストセラーになり、当時のアメリカ大統領にも感銘を与えたといわれます。ちなみに「武士道」というタイトルながら、原版は英語で書かれており、明治の日本人が英文で書を著わすというのは画期的な事だったのでは、と思いました。妻がアメリカ人であった事もあるのでしょうか。

そんな事もあってか国際的に高名という事で、国際連盟の事務次長にまで選ばれたこともあり、かなりの実績を残した人物でもありますが、五千円札に選ばれた当時は「?」の印象が強かった印象でした。逆に五千円札になった事で評価が見直されたかな、とも思いますが。

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●滝の広場

盛岡駅の象徴的な存在といえば、これかと思います。

ただこうして水が流れているだけではなく、イルミネーションが灯ったり、前の広場でさまざまなイベントが催されたり、と結構利用されている事に、帰って調べてから気づきました。(笑)

ですが、これ単体でもじゅうぶんインパクトあるし、これから暑くなる季節にはきっと清涼剤的な存在になるのでは?と思います。

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●もりおか

という石川啄木の筆跡によるひらがな書きが印象的な駅舎です。

ここに初めて来た2000年当時も、この部分だけの印象は残っています。

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●もりおか(2000年)

これがその初回訪問時、2000年当時の「もりおか」周辺の様子です。

「2000頌春」の文字が彩りを添えていました。2000年1月訪問だったので、まさにミレニアム・イヤーに湧いた頃でした。

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盛岡駅 駅舎

上の写真と大きく違うのが、「盛岡駅」という漢字表記がある事で、2000当時来た時は「もりおか」表示しか見つからず、これなかったら駅かどうか分からないのでは?と勝手に思ったりしてました。

漢字駅名がでっかく付いた事で、より駅規模に壮大感が出たように思いました。建物が全く変わっていなかったとしても。「JR」マークが緑色なのもすごくアクセントになっています。

岩手県最大の街、盛岡の中心地として、さらなる発展を願います。

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