神奈川県南足柄市、伊豆箱根鉄道/大雄山駅からの歩き旅です。
(2011年10月当時)
●ピアゴ
今からちょうど3年前の姿となりますが、大雄山駅を出て真正面の様子です。
駅と相対するようにこのショッピングセンターが建っていました。
ユニーグループの店で4F建てにて専門店街が形成されています。それにしてもインパクトありすぎですね、この前面。
駅前広場に出て左側を向いた様子です。
ちょっとしたビルがあって、ダイソーはじめいくつかのお店が入っています。
大雄山の駅から道を隔てて向かい側の通りの角にあるカレー屋さんです。マサカリとカリーが掛かってるベタな名前ではありますが、ご当地らしい名前でもあります。
いかにも足柄といった感じの名前と看板で、金太郎の絵がドドーンと描いてありました。入口の足マットも御覧の通りです。
ご当地の足柄牛を使ったゴボウ入りのカレーのようで、看板だけに惹かれて店には入ってないんですが。
●マンホール
南足柄市のものか旧自治体のものか分かりませんが、当地らしい熊に乗った金太郎が描かれています。金太郎の顔がちょっと怖いなと(笑
支柱から突き出る形で金太郎が描かれていました。
ここでの金太郎は可愛く描かれてました(笑
駅とピアゴが正対する形で建っていますが、ピアゴの脇から始まる通りが、商店街の入口的な役目を果たしているという感じでした。
門入口に「六福寺」の文字がありますが、「南足柄 六福寺めぐり」とあります。
そのうちのひとつであるここは「長福寺」です。ちなみに六福寺とは近隣で「福」のつく福田寺‐善福寺‐天福寺‐弘済寺‐長福寺‐龍福寺を指すといいます。
この寺はかつて中寺と呼ばれ、近くの古墳から沢山の遺跡が出てきており、その古墳は円墳が主であったといいます。
この辺りは関本という地名ですが、かつては小田原と甲州を結ぶ「関本宿」の宿場街として交通の要衝であったようです。旅籠や問屋、商店などが並び、人足と馬の調達に心を砕いた、とあります。
の地名は今もこのような形で生きています。
ちなみにここは上の写真の立札のある地点で、県道74号と78号が被っています。
コカコーラとスプライトの看板が両サイドについた昭和の駄菓子屋さん、という感じのお店がありました。まだ現役みたいでなんか嬉しかったです。昔子どもの溜まり場ってこんなお店だったりしてたので。
市内の本局です。
白く角ばった片とが印象的な建屋ですが、本局としては若干小さいというか中途半端な大きさ、という印象をもちましたがどうでしょうか。
この辺りには色々高札が掛かっています。「関本宿を語る会」の方々などにより支えられている部分が大きいと思いました。下の写真は関本村の1807年当時の絵図だそうですが、単色で何が描かれているのか分かるような分からないような感じでした。
なる札が立っていました。
古くから旅籠を営み、幕末に小田原藩主等の宿として利用されていた旨記されています。
大正末年での当旅籠の規模は1階4部屋20畳と台所、2階26畳の広さであったとあります。この地にあったのかどうか、その記載はありませんでした。
南足柄市文化会館、「金太郎みらいホール」という愛称を持つ会館ですが、近代的というかガラス張りのなかなかアートな雰囲気に溢れた建屋です。
市制施行20周年を記念して平成4年に開館したそうで、ここの市制化は1972年という事になるのでしょうか。市制化した時期としてはかなり珍しい部類になるかなと思います。
●南足柄市役所
文化会館の素晴らしい建屋のほぼ向かいに立っているのがこの市役所です。
こちらはいろんな形のものが無理やりくっついたような感じの建屋でした。
市役所建屋内のカットです。休日でしたが入れました.。
熊が毛が寝てる感じで返って怖いんですが…(笑)
という事で最後の写真ですが、南足柄市は「水の郷」として、これに関連する表彰を多数受け、それらが市役所内の一角に飾られています。
こういうスペースってよく特産品が飾られたりするんですが、こんなに賞状ばっかりというのも逆に新鮮?!でした。
この街に来たら、金太郎や水に関連するものを色々探せばいい、かなと思います。この2つがここを旅するにあたってのキーワードといってよいでしょう。