韓国/金海(キメ)市の釜山-金海軽電鉄の府院(ブウォン)駅です。
金海市では、首露王陵、鳳凰の2駅に続いて3駅目の御紹介となります。
-釜山-金海軽電鉄/府院駅-
【路線】釜山-金海軽電鉄線(沙上-伽耶大間)
【開業】2011年9月9日
【訪問】2014年3月
【近隣の主要駅】(沙上方面)大渚駅→8駅
(伽耶大方面)伽耶大駅→6駅
今年3月、2度目の韓国旅行で初めて金海市に入り、首露王陵から歩き続け、鳳凰駅を経て、ここにたどり着きました。
最終的にはこの次の金海市庁駅まで3駅分歩いてきたのですが、金海訪問前にいちばん行きたかった駅がここ「府院」でした、特に何があるとかよりも、その響きに何となく行ってみたかった、というものでした。
駅構造としては前出2駅と同様です。高架を通るもので階段が袖についているタイプです。なので、この近辺ではどの駅見てもこんな風景で、特定しづらいものがあるかもしれません。
駅に寄ったカットです。
レールが高架駅舎に突き刺さるような見た目はどこも同様で、またカッコいいなと思いました。
サイドにはこのように階段が下りていました。
駅前というか駅の真横というかですが、更地が広がった中にポツンポツンとテントやら建屋やらがありました。
このあたりは金海市でも繁華街といわれ、向こうのビル群にその片鱗が見えますが、実際にこの風景の真横にあたる部分はいろんな食材の売った通りに出くわし、なかなか賑わっていました。
●駅前通り
これが上の写真の少し左にそれた部分、府院駅前の交差点を過ぎて始まった、実質的な駅前通りといえる部分でしょうか。
縦型の看板が立ち並ぶ賑やかな街並みが続き、また生鮮食料を売る店がその後続々と見えてきます。
この駅は中には入っていないので、ホーム様子等の写真はなく、外からのカットばかりになってしまいますが、「府院駅」と分かるカットをひとつ。
「府」は廿みたいなp,bの子音に、下の母音はTでuを表し、一文字目がこのようになっています。釜山の「釜」も全く同じ表記です。
釜山-金海軽電鉄の駅舎はどれも似たり寄ったりなので、外から見ると、こういう駅名表示が特定材料、という感じです。階段下に駅名の表示した標識のある所もありますが、それとてパッと見で分かるというレベルではないので、一見での駅特定はやはり難しいなと思いました。
高架駅舎のアップです。
府院駅と記しているところだけが他の駅と違う所といっても過言ではないでしょう。実際は詳細に違うかもしれませんが。
駅やホームが画一的というのは新路線にはよくある事であり、わざわざ違えてつくる必然性もない訳ですが、見に行った時にこれが違えあれが違う、とあった方が駅に個性が感じられていいな、と勝手に思いました。
ともあれ個人的に前から行きたいと思っていた「府院」駅でした。