台湾(臺灣)/苗栗(びょうりつ)縣竹南鎮の台鉄(臺鐡)/竹南(じゅーなん)駅です。
苗栗縣は台湾の北西部にある市で、人口は約56.4万人で山地が全体の8割を占める地形となっており、この中で当駅のある竹南鎮は人口約7.3万(2006年現在)で、苗栗縣の最北端に位置しており、かつては中港などとよばれていたそうです。
-台鉄/竹南駅-(臺鐵/竹南車站)
【路線】台鉄・縦貫線(基隆-竹南間)
台中線<山線>(竹南-彰化間)
海岸線<海線>(竹南-彰化間)
【開業】1902年8月10日
【訪問】2013年5月
【1日あたり平均乗車人員】 6,797人/日 (2008年)
【近隣の主要駅】(基隆方面)新竹駅→3駅
(彰化方面・山線)苗栗駅→3駅
(彰化方面・海線)彰化駅→17駅
▼ホーム
台北などを中心とした、「台鉄」の縦貫線はここが終点となり、ここから南は彰化駅に向かって二手に台中線(山線)と海岸線(海線)に分岐し、また合流していく事となります。そんな重要なキー駅です。
というわけで、隣駅表示は右側だけ二股に分かれています。山線は都会を通りますが、海線は日本でいう郡部続きの所を通る事となります。
▼ここまでの切符
ここへは中壢駅からやって来ました。上の「自強」とは特急列車の事です。券売機で購入した自由席だったこともあり、まともに座れず、ずっと立ってました。運賃にして132元、日本円にして約400円、この値段で特急列車に乗れちゃうんだから、台湾の物価というものが窺えるかと思います。
▼ホーム
3路線を有するターミナル駅の役割を果たすせいか、多くの路線を有していて、3面5線あります。
ホームによって屋根がV字だったり、への字形だったりしてるところがまた面白いものです。
柱の下半分の色もホームによって違っていたりします。
▼自強号
台湾新幹線によく似たカラーリングですが、こちらは特急列車です。
自らを強め、という台湾(中華民国政府)が国連を離脱する際のスローガンの一部からきた名前だそうです。
台北から高雄まで最短4時間弱で結ぶそうですが、長いと行き交いなどで5時間以上かかることもあるといいます。
▼駅前風景
駅から駅前通りを中心にした形でのカットです。
実に見事なまでに通りがど真ん中に来て、左右に建物が別れて立っています。
台湾のこういうビル群はホントにカラフルですね。特に写真系のものが多いなという印象です。
▼竹南駅 駅舎
竹南車站と書かれた駅舎です。
こちらがメイン側で、なかなか大きな駅舎になっています。
素晴らしく芸術的な駅舎とそうでない割とシンプルなタイプの駅舎と両極端、台湾の駅舎はそんな印象です。
▼反対側 駅前
メイン側の駅前から歩き歩いているうちに、いつの間にか反対側の駅前に出てきたという訳です。最初は迷ったと思って焦りました。国内と違って言葉の通じない所で迷ったらホントにまずいと思って、とにかく迷わない程度に旅しようと心がけてたんですが…
▼サブ側 駅舎
メイン側の建屋を半分に切ったような駅舎です。