続々トラベルとかナントカ

日本全792市を訪問した駅や旅の記録です

JR日光駅 (栃木県日光市)

栃木県日光市JR日光(にっこう)です。

日光市は栃木県の北西部に位置し、福島県群馬県にも接していて人口は88,680人(2011.11.1現在)で、日光東照宮をはじめ日光猿軍団日光江戸村などあまりに有名なものが数多くある屈指の観光都市です。

2006年には旧・今市市や周辺町村と合併し、新生・日光市となり約1450k㎡の面積を誇り、日本で3番目に広い市となっていて、今では足尾銅山も市域に入っています。人口9万ほどの新生・日光市ですが、そのうち旧・今市市の合併前の人口は6万以上で、合併を構成する中で中心となる市の名前が消え、わずか1万7000ほどの人口だった日光市の名が残る事になるとは…、人口規模よりも名前の通りが優先されてという事でしょうか。

-JR日光
【路線】JR日光線(宇都宮-日光間)
【開業】1890年8月1日
【訪問】2006年8月
【1日あたり平均乗車人員】 896人/日(2010年)
【近隣の都市駅(宇都宮方面)今市駅→隣駅、鹿沼駅→4駅

日光市内にはJR、東武わたらせ渓谷鉄道野岩鉄道と多数の鉄道が通っています。また、この日光駅はJR以外にも別に東武日光駅が存在し、両者は200メートルほどの距離がありますが、乗継には不便でもないかな、と感じました。これが直通なればもっといいなし思いますが…。

ホーム周辺写真を撮っておらず、駅舎内の写真からです。思ったよりはっきり周りの方々が写りすぎてしまったため、加工してあります。2階への階段が洋館の内装風でオシャレな感じがします。

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▼これも駅舎内の様子です。

結構広いスペースがあり、また観光地だけあって人の行き来も活発です。よくこんな状況で写真撮ったな、と我ながら思います。多分今なら撮らない気がします。
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▼階段を上ったところですが、この木製の手すりが実に見事です。

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▼2Fはギャラリーになっていました(2006年当時)

当駅は関東の駅百選の中に入ってます。駅階段の内装だけ見ても、その一端が窺えました。

かつては一等客の特別待合所として使用されていた、とありました。
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▼ギャラリーには写真が展示されてはいましたが、その数はあまり多くはありませんでした。会議用なのか?!机と椅子が多数置いてありました。

内装がまた素晴らしくて、カーテンも豪華な感じだし、シャンデリアも見事でした。勿体ないスペースの使い方してるようにも思いますが、あまりこの2F部分まで来る人は見られませんでした。来たからには見てほしい、と思うようなすばらしいスペースなんですが…。

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▼駅出て目線です。

老舗と思える重厚な建屋がドーンと視界に飛び込んできます。多角形の建物がよりインパクトを感じます。

手前の柱は駅舎のものです。これだけ見てもこの駅の素晴らしさの一端が窺えるというものです。

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▼散々引っ張ったようですが、いよいよ日光駅の駅舎です。

この見事な駅舎、迎賓館?!的な素晴らしい風貌です。関東の駅百選には当然のように入る、といった風格を感じます。

旧・日光市が人口1万7000ほどしかなかったとはとても信じられませんでした。この当時は合併して5ヶ月という時期ですが、そのあたりは合併前とか後とかあまり関係ないですね。定住人口は少ないけど、観光人口がずっと多い、という感じなのでしょうか。

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▼出入口周辺をアップで。

荘厳感がより一層感じられるカットのように思います。建屋から手前に出ている平屋根が遠くから見るより、ずっと大きなものであることがよく分かります。

東武日光駅も独特の形をしたユニークな駅舎ですが、荘厳さはこちらの方が断然!と思います。もし東武から日光へ来た方でも、少し歩いてここまで寄ってくる価値は十分にあると思います。
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