続々トラベルとかナントカ

日本全792市を訪問した駅や旅の記録です

JR伊達駅 (福島県伊達市)

福島県伊達市JR伊達(だて)です。

伊達市福島県の北東部に位置し、人口は64,981人(2011.9.1現在)で、2006年に旧・伊達郡の伊達町や保原町など5町が合併してできた新しい市です。北海道にも全く同じ「伊達市」が存在し、府中市(東京都と広島県)に続く2例目の同名市の組み合わせとなりました。伊達政宗の祖先であった伊達氏が鎌倉~室町時代に居住した地から郡名としてとられているそうです。

-JR伊達
【路線】JR東北本線 (東京-盛岡間)
【開業】1895年4月1日
【訪問】2011年8月
【1日あたり平均乗車人員】 907人/日 (2010年)
【近隣の都市駅】(東京方面)福島駅→2駅 
          (盛岡方面)白石駅→5駅

▼市内にはJR駅としては当駅のみですが、阿武隈急行線には10もの駅があり、市の中心は伊達駅のある旧・伊達町ではなく、旧・保原(ほばら)町であり、阿武隈線の駅もこちら側にあります。したがって市名を名乗る駅ではあるものの、市の中心駅というとちょっと違うような気がします。

開業当初は伊達郡長岡村にあった事から、長岡駅を名乗っていましたが、新潟県長岡市長岡駅との重複を避けるため1914年に現駅名に改称した歴史があります。

隣の駅は東福島で次が福島県都の中心・福島駅です。反対方向は桑折と書いて「こおり」と読みます。

ローマ字駅名は「Date」で"デイト"なんですね!

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▼旧伊達町は人口1万人ほどの小さな町で、駅の裏手はこんな感じです。

なかなか緑多い中に工場があったりなど。

ここも先日連発しました茨城県の未訪市探訪の延長線上で栃木県の未訪市の駅に寄った後、今度は福島県の未訪市へと足伸ばし、二本松駅の次に訪ねました。

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▼名所案内です。

飯坂温泉や穴原天王寺温泉など温泉どころとなっています。が、駅から徒歩で気軽に行けそうな名所は見当たらず、またこの訪問時はひどい雨でとてもそれどころではありませんでした。

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▼ホームは2面2線で向こうの跨線橋でつながっています。

屋根は割に長い部分でとられていて、市の中心駅的な雰囲気は持っています。

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▼一方でこちら側は全く屋根なしの状態、ここだけ見るととても市の中心駅には見えない様相です。

雨がひどかったので、暗ーい雰囲気が全体に漂っています。雷も鳴ってたかな、この時…、前日は栃木県の未訪市めぐりで帰り頃に雷雨に遭ったしもう連日モノでした。

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▼ホームのすぐ横は新幹線の高架が走っています。

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▼この駅は跨線橋がかっこいい、という印象が強かったです。

だいぶ跨線橋の写真撮ってしまいました。

階段部分は窓が段々についていて、その下にラインが傾きに合わせて書かれているところもなかなか目を惹きます。

あと階段横に「JRだて」って書いてあるところは、なんともかわいらしいものがありました。

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▼今度は跨線橋を後ろ側から。

橋の部分がサイドでコンクリートで支えられていて、跨線橋そのものの色と全然ちがう感じで構成されていて不思議な感じでした。

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▼さらに後ろからのアングルで撮ったカットです。

橋の部分がほぼ全部見えてますが、整然としていながらどこか目を惹く何とも言えない光景、と思えます。

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▼その素晴らしい跨線橋の入り口部分です。

このなんとも言えない字体の案内板が素敵でした。

どこか温かみのようなものを感じます。

内装は白くて形がめっちゃきれいで芸術的、外装以上に感動したかもでした。

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▼ホームにあったレンガ造りの危険物庫です。

建屋の管理標が見当たらなかったのでいつのものか分かりませんでしたが、結構歴史あるんじゃないでしょうか?

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▼これは駅の外に出てからホームを撮ったものです。

木製の柵がめちゃいい味出してます。柱とかそれ以外にもふんだんに使われている木の部分が様々に絡み合っていて、ひとつのアートを紡いでいるようにも思えます。
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▼これはホームから見た駅舎で、個人的にこういうのを「駅舎の裏側」と呼んでいます。

和風建築のなかなか荘厳な雰囲気に溢れていて、たいそう立派な駅に見えます。

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▼駅出て目線です。

なんにもないです、住宅がちょこっと立ち並んでいるだけ、という感じで。

タクシーはここに見えてないけど数台停まっていました。でもロータリー整備もなくこれという名所・施設ありそうな雰囲気皆無でした。ホームから見た立派な駅舎に駅前風景も期待してみたんですが、伊達市にある伊達駅の駅前風景はこんなでした。

当時、雷を伴う豪雨だったこともあって、駅前通りをろくに歩けておらずで、ホントのところ駅前の様子を詳細に知る事が出来なかったんですが、地図で見る限り駅前にコレというものが見つけられずでした。

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▼伊達駅の駅舎です。

駅前に何も見つけられずといえど、駅舎はやはりなかなか素晴らしいものでした。

和風の造りで、出入り口周辺の屋根が幾重にもつくられていて荘厳さに輪をかけて、という感じでした。

出雲大社を模して造られたという島根県出雲横田駅(仁多郡奥出雲町)を連想しました。といってもこの駅が出雲大社に似てる、と思ってる訳ではありませんが…

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▼な訳で、アップで見るとさらにまたその荘厳さが伝わってこないでしょうか?

恨むべくは豪雨、と言いたいところですが、激しい雨が演出してこの雰囲気を放った、と思う事にしたと思います。

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