長崎県東彼杵(ひがしそのぎ)郡川棚町のJR川棚(かわたな)駅です。
川棚町は長崎県の中部に位置し、人口は14,713人(2010.7.1現在)で、戦時中は海軍工廠が置かれ、魚雷訓練所などと共に跡地が残っているそうで、戦争によって大きく動かされた町という事を特にこのような日に書くと感じます。
-JR川棚駅-
【町内】町内2駅(いずれもJR)中の中心駅
【路線】JR大村線(早岐-諫早間)
【開業】1898年1月20日(訪問は2010年8月)
【1日あたり平均乗車人員】 1,026人/日 (2006年)
【近隣の都市駅】(早岐方面)早岐駅→4駅
(諫早方面)大村駅→6駅
▼長崎県の駅初登場です。
10年前に日本全都道府県を踏破しましたが、この長崎県だけは駅舎の写真はおろか風景写真の一枚も撮った事がなく、この盆休にどうしても長崎県には行っておきたいと思いやって来ました。
初めて長崎県に来たのは中学の修学旅行、時に1985年の事でした。大人になってから各地を旅したのですが、九州一周旅行時に唯一この長崎県だけ寄らずに来てしまい、2002年にようやく自意志で初めて長崎市へ。自意志で寄った最後の都道府県でした。しかしこの時は友人の結婚式で写真一枚も撮らず(人と行動する時は写真撮らないので…)で、それ以来8年、今夏ようやく初めて単独で長崎入りし、このように写真を撮る事に相成りました。
▼ホームは2面2線で、向こうにある構内踏切で渡る形式となっています。
左側のホームは右側の線路が撤去されて、こちらから見ると両ホームの左側に電車が停まる格好となります。
諫早市と佐世保市という長崎第2、第3の都市を結ぶ「大村線」内にある駅で、佐世保市の早岐(「はいき」と読みます)駅で、佐世保線へとつながり、佐世保方面と佐賀方面に分かれます。
▼上の写真のホームから構内踏切に向かってまっすぐ歩いたところです。
上の歩道橋は駅のものではなく、駅の外のものです。
ホームの屋根部分は上の写真にあるだけで、この構内踏切を渡る辺りは全くなく、この時すごい雨が降ってきてて、なかなか辛いものがありました。歩行時は渡ってすぐ右折して階段を上がるのですが、バリアフリーにも対応している為、道が入り組んでいるように見えます。
右向こうにホームが見えますが、もう使っていないのでしょうか、草が生い茂ってきていました。
▼川棚駅の駅舎です。
平屋建ての横長駅舎で、豪華そうに円状に広がる階段が数段、踊り場つきで設けられていました。
13時台に到着したのですが、快速停車駅でありながら次の電車まで1時間以上なく、歩き回ろうとしていたのですが、旅行三日目で足も痛み、しかも強烈な雨でとても動ける状況にはありませんでした。痛みもあり元々ハッとするような観光はできない(する気がなくなっていた)と思っていたものの、ほとんど駅前の飲食店で時間をつぶす事と相成りました。
足の痛みというのは筋肉疲労ではなく各所で発生していた水ぶくれ、これに尽きました。体力的にOKでしたが、水ぶくれに豪雨ときたら…、ちょっとムリでした。