(2011年2月当時)
●マンホール
碧南市のマンホールです。
なんと、このマンホールのデザインは公募作品だそうです。それも当時中学三年生の作品が採用されたのだとか!
市の花がハナショウブということで、これが描かれているのでしょうか?
●駅前通り
碧南中央の駅前通りは大体このような幹線道で、この道路は駅から東へまっすぐ伸びた道で、碧南郵便局がすぐ近くにあります。
隣駅が碧南駅で、この時その隣駅まで歩いて行きました。
●衣浦港のイラスト
街の一角の床にあった衣浦(きぬうら)港のイラストです。
碧南市だけでなく、半田市や高浜市などにもまたがる港湾で、重要港湾に指定されています。愛知県ではたった2つの重要港湾で、ここと三河港だけといいます。
「りょうぐちや」と読みます。
碧南市役所の近くにある和菓子屋さんですが「碧南城??」「碧南って城下町だったかな??」と思わされるような立派な建物でした。
この当時は2011年で店も普通に営業していましたが、今年2018年2月に閉店してしまったそうです!
なんでこんな素晴らしい建物を持ったお店が閉店してしまうのか??とも思いましたが、素晴らしすぎるが故に閉店してしまったのかな、とも思いました。
碧南に行って最もインパクトがあったのは、やはりこの建物でしたね。
でもこの建物、よく見たら半分だけお城の形で、もう半分は普通にビルなんですよね、そういうところも面白かったです。
●中山神明社
七五三で賑わう櫻の名所として知られる神社です。碧南中央駅からだと南東へ歩いて約10分の所にあります。当初は碧南中央-碧南の駅間は電車移動しようと思っていましたが、ここまで来て徒歩移動にしようと決めて、ずっと流し歩いていました。
この神社はちょうど11月のこんな時期こそ七五三真っ盛りではないでしょうか。桜の時期とこの時期が年の二大盛り上がり時期かな、というところです。
1622年からの歴史を持つという由緒ある神社で、中には素晴らしい建物が立ち並んでいました。
街を歩いていて出くわした鶏塚です。
何のいわくでここに設置されたのか全然分かりませんが、トサカのところとか赤く色づけられていて、ちょっとした思いが込められている感じでした。
だいぶ碧南駅周辺へと歩き着いて、碧南中央駅周辺は都会的な街並みでしたが、こちらは風情たっぷりな街並みと実に対照的です。
てらまちとあるように寺町で、川を挟むように寺院がひしめき合うように建っていて、色んな風情ある建物を立て続けに見る事ができます。
●碧南駅前通り商店街を往く
隣駅の碧南駅から伸びている駅前商店街を進んで行った風景です。
このブログの街記事で2駅分が1記事にある事は珍しいですが、碧南中央駅前だけではボリューム的に足りないかと思い、これも載せてみました。
昭和の風情が少なからず残り、寂しげかと思いきや、意外とカラフルで派手やかな通りでした。
西方寺(さいほうじ)というお城の櫓と見まがうような立派なお寺です。
もちろんこれは櫓ではありますが、お寺にやぐらがあるんかい、というものです。
この大浜てらまちを象徴する建物、といっても過言ではないと思います。
現在は真宗大谷派のお寺という事ですが、創建は1203年と歴史が古く、当時は天台宗のお寺であったといいます。浄土真宗に改宗したのはそれから30年と経たない1232年の事で、基本浄土真宗のお寺として存在してきました。
この西方寺が一連の寺町の中でも代表的な建物ですが、色々なお寺が見られる寺町がこの碧南の地にはあるという事です。
素晴らしい建物に沢山出くわした、碧南は素晴らしい街です。少し隅っこ感はぬぐい切れないですが、来てみる価値は十分にアリです。