湯浅町は和歌山県の北西部の海沿いに位置し、人口は13,844人(2010.3.1現在)で1980年代は17,000人台で推移していましたが、以後は減少傾向が続いています。醤油発祥の町として知られています。
-JR湯浅駅-
【町内】町内唯一の駅
【路線】JR紀勢本線 (亀山-和歌山市間)
【開業】1927年月8月14日(訪問は2009年8月)
【1日あたり平均乗車人員】 1,289人/日 (2006年)
【近隣の都市駅】(亀山方面)御坊駅→4駅
(和歌山市方面)箕島駅→3駅
▼隣の広川ビーチ駅は広川町の駅で当ブログUP済ですが、反対隣の藤並駅は有田川町の駅で個人的に未踏の駅です。
当初は「紀伊湯浅駅」と名乗っており、別の鉄道会社にて別の場所に湯浅駅が存在していたのが、廃駅となった為1965年に現駅名に改称になったといいます。特急「くろしお」「スーパーくろしお」「オーシャンアロー」の一部が停車します。
Yuasaとローマ字で書いてあるとバッテリーを思い出してしまいます[E:smile]
▼名所案内です。
上に「醤油発祥の地」と冠している事を忘れていません。
かつての醤油積み出しの埠頭があったりしますが、お寺も実に多いようで、湯浅の魅力は古い町並みという要素も大です。
▼駅ホーム上に広告塔がありました。
町の観光協会によるもののようで、手づくり醤油のルーツをさぐりませんか?という呼びかけや、港町でもある為、釣りへの誘いも記されています。
▼ホームは2面3線で、両ホームは跨線橋で結ばれていますが、階段の降り口は互い違いになっていて、向かい(右側)ホームは改札に近い側に階段が降りています。
▼「旅はここから!湯浅駅」と、町の商工会の幟がいくつも並んでいて、観光奨励に力が入っているのを感じます。この時は紀勢本線全通50周年を記念してのもののようです。
▼湯浅駅の駅舎です。
タクシーが複数台停まっていて、少なくともド田舎の駅ではなく、それなりの町の駅なのかなという雰囲気を感じます。
建屋からせり出した出入口のひさし兼門も重厚な雰囲気で郡部でもやや格上の駅である事を(勝手に)感じます。
これから出会う景色にわくわくしつつ歩き出した、この駅からの旅を次回お伝えします[E:sign03]