続々トラベルとかナントカ

日本全792市を訪問した駅や旅の記録です

北海道/函館 1997年の五稜郭をゆく!

北海道函館市、JR函館駅からの旅の様子です。

 

(1997年4月当時)

 

▼今から28年前、1997年(平成9年)春の旅行の思い出です。

4日ほどかけて北海道を一周し、最終日に宿泊したのは函館でした。

チェックアウト後は市内を散策しましたが、訪れたのは五稜郭函館駅周辺くらいで、それ以来函館には行っていません。今では北海道で一番訪れたい街になっています。熊は少し怖いですが…。

函館駅前にて「観光幌馬車」を見かけました。

駅前に馬がいる!とビックリしたものでした。

 

▼これは函館市電函館駅前から2停留所ほどの「松風町」という場所の一角です。

左側に見える大きな建物はかつての映画館「函館映劇」で、1955(昭和30)年に「函館日活劇場」として開業し、約50年間にわたり名前を変えながら営業を続け、2004(平成16)年に閉館しました。今では跡形もないそうです。

 

▼函館パークホテル周辺のカットですが、このホテルは今もあります。

 

▼4月末に桜が咲くのが北海道です。

GWの旅行で訪れれば、本州ではもう見られなくなった桜をもう一度楽しめるのが魅力です。

 

▼函館=土方歳三のイメージが個人的には大変強いです。

函館駅へ向かう通りがかりにこの「土方歳三最期の地」という説明板に出くわしました。

新撰組副長として活躍した土方歳三は、その勇猛果敢な姿から、ドラマで栗塚旭さんが演じたような強面の参謀というイメージがありましたが、実際に顔を見たとき、当時観光客の若い女性が言った「坂上忍みたい」という一言が忘れられません。(笑)

 

当時の坂上さんは今のようなキャラではなく、まだ20代で、子役からアイドル、大人の役者へと移行している途中という感じで、「売れている」とは言い難い存在でしたが、それでもそんなふうに言う人がいるんだなと内心笑っていました。それくらい、どちらかというと甘いマスクの人でした。

 

また、土方の最期については諸説あり、ここで亡くなったのかどうかも定かではないとのこと。その説の一つとして、ここを最期の地と定めたのでしょうか。

 

▼これは五稜郭の敷地内にあった「大砲」です。

幕末ものによくこういう大きな車輪のついた大砲が出てくるな、と思って見ていました。

鶴田浩二さんが主演した「新撰組」にもこんなのがよく出てきたし、「必殺シリーズ」で特に幕末にスポットを当てた「暗闇仕留人」のオープニングにもこんな大砲を扱うシーンが出てきます。

 

五稜郭

と分かりやすい碑のあるエリアです。

五稜郭箱館奉行所の移転先として築造されたといいますが、柳野(やなぎの)城の別名を持つ城郭です。

 

五稜郭の敷地内の様子です。

 

星形の城郭は上からの景色があまりにも有名ですが、五稜郭タワーから実際に眺めることができました。(写真は撮れませんでしたが…)

 

そして個人的に忘れられないのは、タワーの1階にあるガラスがあまりにもきれいで窓があることに気づかず、そのまま駆け出して思いきり頭をぶつけたことです(笑)。

本当に外だと信じて疑わず進んだら、まさかの屋内だったとは…。

 

カノン砲などの展示がありました。

向かって左がカノン砲、右がクルップ砲で、カノン砲は欧州から武器を取り寄せた時の呼びをそのままに「加農」の文字を当てたといわれ、クルップ砲は19世紀ドイツの「クルップ社」の作った大砲を指し、世界中の軍隊に使われたといいます。

五稜郭は戦いの生々しさを感じたスポットであり、まだまだ掘り起こし甲斐のある深い場所、と感じます。

もう一度行きたい、函館…

 

これまでの旅記事はコチラ

lefthand.cocolog-nifty.com

にほんブログ村 旅行ブログへ
にほんブログ村