続々トラベルとかナントカ

日本全792市を訪問した駅や旅の記録です

JR野辺地駅 (青森県上北郡野辺地町)

青森県上北郡野辺地町JR野辺地(のへじ)です。

野辺地町青森県の北東部・下北半島の付け根に位置し、人口は14,242人(2010.3.1現在)で、青森県においても県内有数の豪雪地帯なのだそうです。(行ったのは真夏でしたが…[E:smile])、人口14,000人を越える町の初UPです。

JR野辺地駅
【町内】
町内3駅(いずれもJR)中の中心駅  
【路線】JR東北本線 (八戸-青森間)
    JR大湊線 (野辺地-大湊間) ※始発駅
【開業】1891年月9月1日(訪問は2009年8月) 
【1日あたり平均乗車人員】 849人/日(2008年)
【近隣の都市駅】(八戸方面)三沢駅→5駅
          (青森方面)青森駅→10駅

▼「のじ」と読むんですね。訪れるまで「のじ」と濁るんだと思ってました。地名由来はアイヌ語の「ノンベチ」(野中を流れる清い川)からきているそうで、北海道のみならず青森県でもアイヌ語を語源とする地名があるんですね。

このひらがなを見て、へのへのもへじを思い出すのは私だけでしょうか[E:sign02]
青森県の駅は初UP、東北地方の郡部はなかなか行ってないので平泉以来久々のUPとなります。

東北本線にあり大湊線へも分岐するキー駅でこの駅名標東北本線のものですが、両隣はいずれも町外の駅で、ちびき(千曳)は東北町、かりばさわ(狩場沢)は平内町の駅です。

新幹線で新青森-八戸の区間が開業されると、この駅のある区間第3セクターである青い森鉄道に移管されてしまうというのは個人的には少々残念に思います。
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▼下手っぴな撮り方でスミマセン。
複数路線を持つ事もあってかホームは3面5線という多くのホームを有し、跨線橋もこの階段から右にも左にも分岐があり、降り口が3ヶ所あります。

青緑にペイントされた跨線橋は窓下の白のストライプと共にシックでありながら、なかなかきれいなものとなっています。
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▼乗って来た特急「白鳥」号です。

黄色の顔にブルーの下部ラインがインパクトあります。485系というやつでした。その中でも前面の顔の色によって違うそうで、青森車は黄色で、新潟車は緑なんだとか、今まであまり興味関心なかったんですが、こうやって調べると面白いものですね。

大湊線へ分岐するキー駅である事もあってかこの特急白鳥は全便停車します。スーパー白鳥というのもありますが、やはりスーパーの方が所要時間が少し短いのだそうです。
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跨線橋は内装もきれいに整備され、ポスターが張りめぐらされ、時計も設置され、通路もやや広めで特急全便停車駅にふさわしいものになっているな、と感じます。

なかでも時計があるということは、単なる通過する歩道橋ではなく、ある程度滞留する事も意識にあってのものではないかな、と勝手に思ったりします。
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跨線橋から見下ろしたホームや駅舎の様子です。

緑の平たい屋根が鮮やかです。上からしか見えませんが…

ホームに到着しているのは普通電車でしょうか、下北半島の北・むつ市へ伸びる大湊線のホームですが、キハ100系200番台というやつだそうで。
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野辺地駅の駅舎です。

「のへじ駅」とひらがな表記されています。

東北地方の駅って何故かこういうひらがな表記のものが多いように思います。思いつくだけでも、あおもり駅、よこて駅、もりおか、…などと建物に表記されていて独特のものを感じます。

平たい屋根の横長の駅舎で、出入口の上には「ご利用ありがとうございます」のメッセージが貼られています。
タクシーが複数台停まっていて、町の中心的な印象を受けます。
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▼バスも入ってきていました。広い駅前広場に芝生だけのロータリーが申し訳程度に設けられています。

なかなか駅前らしいスペースが広くとられていていい感じでした。
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