鳥取県八頭郡智頭町、旧智頭宿の智頭往来にて石谷家住宅を過ぎて交差点にあった道標のところ、ちょうど角に見事な住宅が。
ここは米原邸といい、かつては篠屋の屋号の旅籠があったといいます。智頭の名産である杉材をふんだんに使って明治末期に建てられたものだそうです。
結局、往来を更に直進していると、杉玉工房というのがありました。
この杉玉、智頭ではあちこちの軒先に見られますが、新酒のできた事を知らせる造り酒屋のシンボルなのだそうです。杉の葉を束ねて球状にしているというのですが、横にはどーもくん、の杉玉がありました[E:smile]
この白木の木造建築物は、
大正3年に建てられ、昭和5年に移築されるまでの旧町役場で、国の登録有形文化財のマークが入口足元付近にあります。今でも下町公民館として健在で、この時も人々が出入していました。
旧役場から道をそれて、またもお寺へ。
お堀というか池に築かれた石垣上に見事な鐘楼のあるこのお寺は東嶽山光専寺という浄土真宗本願寺派の寺院です。
光専寺の開祖は浄加という京都の人が1582年に来て、この地の仏法の薄い事に嘆き一宇を建てたのが始まりといわれており、1728年、五代目・一祐の頃に本堂・鐘楼を建立し隆盛に趣き、繁栄したといいます。
その後1832年十代・興愍の時に炎上して仏閣・僧坊を失いますが、藩に再興を願い出て叶ったといいます。
お寺を下りて、旧町役場のほぼ向かいにある酒蔵交流館「梶屋」です。
中には酒類販売はもちろん、食事コーナーでは酒蔵うどんなるものもあるようで、興味はありましたが、中にはちょっと入っただけですぐ立ち去りました。
先ほどの建屋を横から。諏訪泉のブランド名にて出されている諏訪酒造株式会社です。
上の写真からまた先へ進みます。
突き当たりもだいぶ見えてきたこの地点、かなり住宅地の色合いが濃くなってきて、観光地としては先ほどの酒蔵辺りまでのようですが、左へそれればまだ見どころはあります。
ここでは直進して、観光地然としていない町の様子を次にお伝えしたいと思います。
