兵庫県宝塚市の阪急/雲雀丘花屋敷(ひばりがおか・はなやしき)駅です。
宝塚市の駅シリーズとして、JR駅は前回で終了しましたが、ここからは阪急駅の御紹介です。
-阪急・雲雀丘花屋敷駅-
・路線 阪急宝塚本線(大阪梅田-宝塚間)
・開業 1961(昭和36)年1月16日
・訪問 2007(平成19)年4月
・1日あたり平均乗車人員
4,990人/日 (2023年)
・近隣の都市駅
(大阪梅田方面) 川西能勢口駅⇒隣駅
(宝塚方面) 宝塚駅⇒5駅
・鉄道での所要時間
東京駅から:3時間20分
大阪駅から:31分
※AM9:00発での最短時間
・駅規模ランク
ホーム ★★★★★ …2面4線
跨線橋 ★★☆☆☆ …地下階段
駅舎 ★★★★☆ …2F建て
▼阪急電車の宝塚本線に属しており、駅所在地としては宝塚市になりますが、駅自体は宝塚市と川西市とに跨がって存在しています。
「ひばりがおかはなやしき」とひらがなにすると実に11文字にもなりますが、1961(昭和36)年1月の開業時に両隣にあった雲雀丘駅(宝塚市)と花屋敷駅(川西市)との間にできた合名駅で、この両駅を統合するためにできた駅ですが、この時雲雀丘駅は廃止になっています。
しかし花屋敷駅の方は存続運動があった為しばらく存続となり、約1年半後の1962(昭和37)年5月に廃止になりました。
雲雀丘と花屋敷で、どちらが統合されるか?で、国務大臣を巻き込んでの大論争となったとか、ジャンケンで決めることになったとか、統合の経緯には様々な逸話があります。
▼ホームは2面4線となっており、ホームからの階段で両ホームは繋がっています…といいたいところですが、この階段通路は「社員専用通路」という事で、一般客はここを通る事ができず、地下通路しか通れません。
また地下通路は別に学生専用通路があります。
▼駅舎の真下ともいうべき場所からの駅出て目線カットです。
他にも駅舎は複数個所にありますがいずれも小さな建屋で、ここだけは大きな駅舎となっています。
駅前は屋敷を感じさせる雰囲気もあれば、普通の都会の駅前の雰囲気も共存しています。
▼住所もズバリ「花屋敷二丁目」という事で、この花屋敷もそして雲雀丘も共に、大正時代に開発された関西屈指の「お屋敷街」で、この2つの合名駅なので、名前的に最強!ですね。
▼雲雀丘花屋敷駅の駅舎です。
この時は沿線の駅めぐりをしていて、1日に何か所も訪ねましたが、着く前にどんな駅舎か?想像して乗り込んでくるのですが、イメージとだいぶ違っていました。
こんな大きな駅舎?とビックリした覚えがあります。もう18年近く前の光景ですが…。
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