前回記事の波根駅の西隣の駅です。
-JR久手駅-
・路線 JR山陰本線(京都-幡生間)
・開業 1915(大正4)年7月11日
・訪問 2008(平成20)年10月
・1日あたり平均乗降車人員 48人/日 (2018年)
・近隣の都市駅 (京都方面) 出雲市駅⇒7駅
(幡生方面) 大田市駅⇒隣駅
・鉄道での所要時間 東京駅から: 9時間19分
大阪駅から:6時間54分
※AM9:00発での最短時間
・駅規模ランク ホーム ★☆☆☆☆ …1面1線
跨線橋 ☆☆☆☆☆ …なし
駅舎 ★★☆☆☆ …平屋
▼波根駅の隣駅であり、開業日は波根駅と同じです。これは山陰本線で出雲市の小田駅から大田市駅までの延伸開業がなされたタイミングになります。
西隣はその大田市の中心である大田市駅で、駅間距離は約3.5kmあります。鉄道だと、東京から9時間20分もかかり、大阪からでもおよそ7時間かかります。
駅利用者数は波根駅とほぼ同数で、大田市駅に近いからという事で多めという事はないようです。
この辺りは東からひらがな2文字の駅名が続くんですよね、おだ→たぎ→はね→くて という風に。Kuteって表記はちょっとキュートっぽいですね。
開業当初の所属自治体名は安濃郡波根西村で、波根の西側という感じだったのでしょうか?自治体名と駅名が一致していたのは1937(昭和12)年に「久手町」になってから、1954(昭和29)年に大田市になるまでの間の17年程のみでした。
▼ホームは1面1線のみで、波根駅の1面2線より格下になります。
この写っている右側だけが有効な線路という訳ですが、2001(平成13)年に片側が撤去されて現在に至るそうです。
写真が雑でどんな待合室だったか記録に残すのを忘れてしまいました。
▼ホームの出口側です。
坂道になっていて、駅舎との間は線路が通っていないので、構内「踏切」でもなく、ただの横断道路で繋がっています。
▼駅舎内改札側のカットです。
なかなかきれいな駅舎内で、トイレもありました。
そして木製のベンチがなかなかきれいなものでした。
灰皿が置いてありましたが、10数年経った今でも置いてあるのでしょうか?
▼こちらは反対に駅舎内の出口側です。
住宅地図が複数あったり、久手町の案内があったりしていましたが、出札の跡も色濃く残っていました。掃除道具もあったり。
▼隣の波根駅同様に「久手町ご案内」がありました。
近くに海水浴場がある事と、他に目立つものとしては「大田自転車競技場」というものがあることぐらいでしょうか。そんなに「○○のまち」という感じではありませんでした。
▼久手駅前の様子です。
駅前通りの突き当たりは向こうの薬局かと思いきや、その左側に向こうへ続く道があり、ちょうど鉤型のようになっていました。駅前通りという感じではありませんでしたが…、住宅街の通りの一角という感じでした。
▼久手駅の駅舎です。
波根駅同様に木造の立派な駅舎が残っていました。
利用者が1日40人台(乗車数)にも関わらず、これを維持するのはなかなか大変だと思いますコスパ面などで。だから駅舎が縮小されたり、ひどい時はなくなったりするんだなと。
ここも真ん前に自販機があり(今もあるのかな?)、そこは波根駅と同規模かなというところでした。
久手駅はここまでにします。
次は大田市駅はup済につき別の駅にします。