(2014年6月当時)
▼大府駅前から東へ、駅前広場から最初の信号がこの「大府駅前」交差点になります。
トヨタレンタリースや銀行などに隠れるように色褪せた建物の古いおもちゃ屋さんが渋い存在感を放っていました。
▼その信号の次の「地蔵院前」交差点の先に、このような沢山の幟が立っているところがありました。
「南無お願い地蔵尊」と。
これはちょっと入ってみるしかないな、という事で。
▼という事で入ってみます。
「大府 地蔵院」 です。
1746年創建といわれる曹洞宗のお寺でした。
▼家の冷蔵庫なんかによく貼ってそうな戒めがありました。
全部当てはまるといえば当てはまる?かも
▼写真横になってしまってすみません、そのお地蔵さんです。
「おねがい地蔵尊」とありました。
地蔵菩薩建立が1758年とありました。
▼お地蔵さんと並んで立っているものを含めたカットです。
おねがい地蔵尊は右に隠れた位置にありますが、その向かって左には水子地蔵があり、更に左には長寿観世音と並んでいます。
▼地蔵院を出て街歩きに戻りました。
ちょっとゾッとする像がありましたが、健康都市大府というアピールでこれは「スイミング」だそうです。下の台のうねりが水を表しているのでしょうね。
▼通りがかりに目にしたauの店先にあったモーニング娘。のポスターですが、メンバーが目まぐるしく変わるので、今いないメンバーもチラホラと。道重さゆみさんや戦隊モノに出た工藤遥さんの姿も見えます。森三中とのコラボのやつですね。
▼大府センターの文字が古めかしく残っている建物に出くわしました。
1964(昭和39)年に竣工したビルで、その時にこのマーケットも開業したといいます。1,2階が商店街で、上の3,4階は愛知県営住宅の構成です。
ただ最下階のマーケットは2019(令和元)年時点で営業しているのは1店のみだそうです。ビル竣功当時の1964年からユニー大府店が入っていましたが、1987(昭和62)年に閉店したといいます。ユニーが入っていた駅前のエリアという事で、往時の活況ぶりに思いを馳せてしまいます。
▼その大府センターの向かいにある「はんしん」は「半田信用金庫」でした。
他の街にも「はんしん」は存在し、埼玉県の飯能信用金庫も「はんしん」です。ちなみに阪神信用金庫というのは存在しません。プロ野球でタイガースが敗けた時によくこういう言われ方をされます。
▼大府市中央町5という地点です。
左端のミシンのお店?と思われますが、横の看板が妙に惹かれました。
ロボットというパソコン関係の会社とフカヤミシンというミシンのお店がここで同居しているようです。
▼大府商工会議所です。
黒づくめで渋い建物ですね。
前身の大府市商工会が歴史に幕を閉じる形で2002(平成14)年に発足した、全国500余ある商工会議所の中でもかなり新しい部類の商工会議所だそうです。
▼大府市役所です。
2000(平成12)年に市制30周年を記念してこの庁舎がつくられたそうです。
最上階にレストラン、地下には多目的ホールなどを有しているといいます。
角ばった建物が垂直の位置関係をなしており、その間に丸みを帯びた建物が膨れ出たような構造になっています。
▼大府市役所バス停です。
標識が何本も立ち並んでいました。
大府市循環バスとして、片側1日3,4便出ており、コースが複数ある為、この市役所にはより多くの便のバスが行き来します。
▼大府市とは無関係ですが、冴木杏奈さんというタンゴ歌手のコンサートポスターがありました。個人的にこの方は女優としてのイメージがあったんですが、どっちかというとそれはサイドで、メインは歌手だったんだ!と驚きました。しかもワールドツアーの一環だとかで、世界各国でコンサートを敢行していたとは!等々とにかく驚きでした。
▼最後は、この写真でお別れです。
やはり健康都市大府のアピールがらみの像ですが、やはりインパクトあります。
スイミングもそうですが、変に小奇麗にしないラフさが目を惹くのでしょうか…??
さてお送りしてきました大府市の様子ですが、2006年に初めて寄った時は、ホントに駅の前と連絡橋渡ったぐらいしかしてなかったんで載せるネタもありませんでしたが、今回は2014年に再訪の形で、地蔵院他大府らしいものをいくつか見る事ができました。いつも本ブログでは今度は詳しく寄ってみたい、と締め括るのですが、今回はその詳しく寄ったバージョンで、こういう所もあるので、また見にいらしていただきたいと思います。
それでは。