(2009年8月当時)
▼という訳で今から13年も前の姿になりますが、松阪駅前からお届けします。
ここは「松阪市駅前通り商店街」と表示がありましたが、歩道のみ屋根付き商店街でした。
商店街の愛称として「ベルタウン」と名づけられており、その小旗が並んでいました。
▼ここはまさに「ベルタウン」という交差点名になっていました。
両サイドの店が昭和感が残っていて、佳きかなという感じでした。
▼すずらんのようなこれもベルタウンを表している街灯でしょうか。
三重信用金庫 日野町支店というのがありました。
▼松阪市のマンホールです。
これも「鈴」づくしでした。
松阪に生まれた本居宣長の愛用した鈴がモチーフだそうで、彼の栄誉を讃えてこのデザインになったそうです。
ベルタウンの名前も鈴を愛した宣長からきているのでしょうか。
▼渋すぎる建物を目にすると、撮らずにいられないので、この通り撮りました(笑)
建物の半分が色が違ってる不思議な感じでした。無理やり継ぎ足した感満載の建物っぷりがまた良かったです。
▼松阪市役所です。
1969(昭和44)年竣工という、結構年季の入った建物で、この当時でも既に40年を経過していました。
今ではもう53年になりますが、特に新庁舎建設の話などは出ていないようです。
▼この石垣の雰囲気で分かってきたと思いますが、ここから松阪城跡へ入っていきます。
松阪駅から徒歩約15分です。
▼石垣が迫ってこんばかりの「圧」を感じる所でした。
松阪城って個人的に「石垣」がすぐ浮かびます。
▼三重県指定史跡 松阪城跡
として説明板が出ていました。
その後すぐに城主が転々と変わっていったようです。
三層の天守閣があったといいますが、1644年に台風で倒壊してしまったようです。
そして明治の1881(明治14)年には城跡公園になったといいます。
▼もう一丁、説明板です。
城の原形を保ちながら城跡公園として利用しているという事で、石垣が高くなっていたりするので、お子様は必ず保護者同伴で、と記されていました。
▼やっぱり豪快すぎる石垣群でした。
どこも高く聳え立っていて、とにかく「圧」がすごいエリアでした。
▼天守閣の「跡」はあるという事ですが、往年あった台風で飛んだという天守閣は再建される事は無く、再建の気運もあったようですが、反対にあって結局再建される事なく現在に至るといいます。
本居宣長記念館というのもありました。やはり郷土の英雄ですね。
▼どこ歩いても、石垣に圧倒される松阪城跡、正直あんまりじっくり見てないんですが、石垣の印象だけは強く残っています。石垣マニアの方にはたまらないお城でしょうね。
▼松阪城跡を出て、市街地へ。
三井家発祥地、という標識がありました。
三井高利の祖先にあたる人物で平安末期の1100年頃がその始祖とされているようです。
▼床にありました、松阪を象徴する絵でした。
右上は松阪城と思いますが、やはり石垣が強調されているのですね。
▼最後はこれですが、電話ボックスに珍しく誰か人がいる!と思ったら、本居宣長さんの像でした(笑) 2000(平成12)年に作られた、からくり人形だったのですね。