沖縄県うるま市、勝連城(かつれんじょう)跡を中心にお届けします。
(2001年4月当時)
うるま市は沖縄県の中東部に位置し、人口は122,321人(2021.4.1現在)で、沖縄第3の都市(那覇市・沖縄市につづく)であり、2005(平成17)年に旧・具志川市と石川市、中東郡の与那城町と勝連町の2市2町が合併して誕生しました。
▼ほとんど勝連城へ行っただけで、ここも勝連城へ行くための寄り道に近い感じでしたが「与那城町総合公園」とあります。
2001年当時は「与那城町」だったのですが、現在はうるま市となっており「うるま市与那城総合公園」となっています。
今は、うるま市となってしまった当時の与那城町と勝連町の両方を訪ねようと、まずはここ与那城町の中心地にやってきました。
▼すぐ近くにあった旧・与那城町役場です。
結構立派な建物が建っていましたが、今はうるま市の与那城庁舎です。
1994年竣工で、この当時はその後7年くらいのまだ新しい建物でした。
旧・与那城町のカットはこの2枚だけですが、バス路線としては沖縄本島で重要拠点として役目を果たす「屋慶名(やけな)バスターミナル」の隣がここになります。
いきなりですが、世界遺産「勝連城跡」です。
この前年にあたる2000(平成12)年に、首里城などと共に「琉球王国のグスクおよび関連遺産群」としてユネスコの世界遺産に登録され、この当時はまだその熱気冷めやらぬといったところでした。
勝連城跡前というバス停があるのでアクセスは楽でした。
▼史跡 勝連城跡
という碑があり、昭和49年建立とありました。史跡に指定されたのは沖縄が本土に復帰した1972(昭和47)年の事です。
14世紀初頭に勝連按司という人物が築城したといわれています。
▼とにかく、緑と石垣と青空がそれぞれ際立っていてカラフルな場所だったなという印象が強かったです。どこを撮ってもすごく画になりました。
▼これは下へ見下ろした風景でしょうか?
20年以上経っていて正直覚えていない部分もありますが、雲の高さと湧き具合がまたも画になる風景でした。すぐ近くに雲があるようなそんな感じでしたね。
▼階段があり、その周りの風景です。
これもまた低く流れる雲がとても画になる風景でしたが、沖縄では今帰仁(なきじん)城跡(沖縄の万里の長城ともいわれる)に匹敵する絶景、と個人的には感じました。
首里城も素晴らしいのですが、あれは建物が美しいという感じで、構成物と自然の融合という意味では、今帰仁や勝連は素晴らしかったですね。
▼石垣を見上げるカットも画になりました。
この石垣の残り具合がまた良いんですよね。
これもまた低く雲が流れていて、石垣より雲が低くすら感じたほどでした。
▼玉ノミウデ御嶽(うたき)
とありました。
勝連を守護する大きな霊石をご神体とする御嶽ですが、グスク時代には建物の基礎に使われていたのではないか、とされています。
▼ぐるっと城壁が囲んでいる風景もまた素晴らしいものがありました。
というわけで、ほぼ勝連城跡の景色で記事を書く事となりましたが、あまりに素晴らしい風景すぎて…、これは当時「写ルンです」で撮ったんですが、今みたいにデジカメを持っていたら、何枚撮ったか知れません。沖縄で絶景を見たい方は絶対行った方が良いと思います。