愛知県豊川市、愛知/豊川① 東海道五十三次・御油宿の街並み に続く豊川市の旅第2弾です。
(2013年2月当時)
名鉄/御油駅から名電赤坂駅方面へ、旧東海道をなぞって歩いてきましたが、前回記事では往時の街道を思わせる街並みが続いていました。
今回はいよいよ、御油の名物といってよい「松並木」に差し掛かります。
ということで、見えてきました松並木。
「天然記念物 御油ノ松並木」なる標柱が出ていました。
という事で案内板が出ていました。黄色い線が街道にあたります。
図にありますが、現在地はちょうど松並木の入口で、この道を左(北)へ進んでいきます。
この松並木は昭和19年に天然記念物に指定され、そして「日本の名松百選」にも選定されている、とここに書かれていました。
▼松並木を進んでいきます。
来る前に想像していたより、高い木で驚きました。
近所の松の木のような並木道を想像していたので、えっらい高いなと感じました。
御油宿から隣の赤坂宿まで約600m続く並木道で、273本(この翌年の2014年時点)の松の木があるといわれています。もっとも江戸時代は600本余りあったそうです。
▼その名も「松並木東」というバス停に行き着きました。
豊川コミュニティバスの音羽線という路線で、「市役所」行きとあり、毎日運行はされていますが、1日5本のみという少なさにつき、もしこの辺りを歩くのが億劫でバスで優雅に流したい、という場合は要ダイヤチェックですね。
▼松並木も通る道や角度に)って全然違う顔を見せるので、それをいちいち撮るのもまた楽しいものです。
江戸時代の旅人は、もっと過酷な環境で歩いていたのでしょうか。それでもこの松並木は夏は日差しをよけ、冬は防風・防雪の役割を果たしていたといいます。
また宿場町の街道なので、そこそこの軒数建物はあっただろうし、自然に近い景色だった訳でもないようで。
▼弥次喜多茶屋
というのがありました。
東海道といえば弥次さん喜多さんの弥次喜多ですが、ズバリその名前のついた茶店とは…。貼ってあるメニューからして「茶店」ですね。
しかしこのお店は、その後閉店したようで、今は違う名のカフェになっているようです。
▼景色を変えながら、なおも続いていく松並木。
600mが結構長く感じられました。
そして終点へ。
▼松並木を北へぬけた後ですが、松並木だけが豊川の絶景ではない、という雰囲気を漂わせていました。
この次の記事は、御油宿から「赤坂宿」をめぐっていきます。
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