大阪府和泉市、大阪/和泉② 大規模な弥生の街に続く旅です。
(2019年9月当時)
前回の池上曽根遺跡の様子ですが、ウォーキングやランニングのコースのマップが外周にありました。
▼遺跡群を抜けて、曽禰(そね)神社というのがありました。
本来的には前回「和泉②」の旅で、その続きとして「和泉③」となるところですが、ここは厳密には和泉市ではなく、泉佐野市になり、池上曽根遺跡自体が和泉市と泉佐野市に跨がっていた事もあり、ここではタイトル的に「泉大津②」として泉大津市の旅としてお送りします。
▼曽禰神社の説明板がありました。
675年に創建されたといわれる歴史ある神社で、泉大津市内で最も古い神社されています。
▼曽禰神社の狛犬、の代わりにこのような牛がいました。
曾禰神牛(そね・じんぎゅう)と呼ばれる撫で牛が鎮座していました。
▼狛犬も別に存在していました。
▼遺跡、神社を経て街へ出ました。
丁度訪問時期が良く、祭りの準備で街じゅうに提灯が並べられていました。
10月体育の日頃に行なわれる「泉大津だんじり祭り」に向けたもので、この当時がコロナ前最後の秋でした。
▼並んだ提灯を横から?見たものです。
「北曽根地車保存会」というのが1文字ずつ書かれた提灯がありました。
「地車」と書いて「だんじり」と読むのですね。ひらがなで馴染んでいるので、その地の人でないと、なかなか漢字は分からないかもですね。
この北曽根という所は、戸数の少ない小所帯だそうですが団結力があるとどこかに書いてありました。
▼これは時系列的には戻る事になりますが、曽禰神社の一角に北曽根地区のだんじりの蔵が見えます。祭りの時にはここが活用される訳ですね。
▼北曽根地区の公民館です。
市営のものではなく自治会の公民館と思われます。
▼だんじり講演会
というものがあるのが、またこの辺りの地域ならではですね。
「だんじりの起源に迫る」という特別公演があったようですが、こういうのは講演とか人から直接聞いてみたいなと感じます。
▼街を更に歩いていて、出くわしたのがこの「池上曽根弥生学習館」です。
時間の都合で中へは入っていませんが、リンクがありましたので載せておきます。
池上曽根遺跡に併設とかではなく、道を隔てた所にあり、また真向かいなどでもなく数百m離れた微妙な距離感の場所にあります。
弥生時代に特化した施設って意外と珍しいのではないかと思います。その地の縄文から今に至る歴史遺構として、いろんな時代のもののうちの一つとして弥生時代のもの、みたいなのはあると思いますが、弥生時代特化という点がこの施設のウリだと思います。
↓ちなみに現在は休館中だそうで、要注意です。(来年2月までの予定)
▼ここからは和泉市の様子になりますが、JR信太山駅前へ戻ってきました。
この寿というカフェでモーニングしていました。
▼駅前にあったルート案内です。
信太山駅から観光するのに便利なマップです。
ただ、この地図は下が北側なので、普通の地図と反対です。
今回訪ねたのは、駅の右側であり、西側でした。
この駅と遺跡・弥生学習館との間に、和泉市と泉大津市の境界があります。
なので和泉市のこの駅からちょっと離れるだけで泉大津市へ突入し、今回の旅記事タイトルも「泉大津」になりました。
観光資源的には、駅の左側(東側)の方が多いのかな、という感じでした。
東側が小規模なものが点在していて、西側が大規模な施設があり、そこに見るべきものがギュッと詰まってるのかな?という感じでした。
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