続々トラベルとかナントカ

日本全792市を訪問した駅や旅の記録です

東京/東久留米 緑いっぱいの東京

東京都東久留米市西武/東久留米駅からの歩き旅です。

(2011年5月当時)

水とみどりと ふれあいのまち 東久留米

と書かれたものが駅前にデカデカとありました。

ろくに巡っていないのでなんなんですが「竹林公園」というのがあるようです。

竹が主役の公園、という事で、東久留米駅西口から徒歩約10分のところにあり、約2,000本の孟宗竹(もうそうちく)という竹が生えているという事で、東京にあってそのような緑いっぱいの空間というのは大変貴重といえます。

もうひとつは野火止用水というかつての用水路があり、これは江戸時代1655年に時の老中・松平伊豆守によって開削されたという歴史あるものです。1973(昭和48)年には分水が停止され流れが止まったといいますが、往時の姿を偲びつつ緑濃い憩いの場として親しまれているといい、ここもまた東京にあって大変貴重な緑いっぱいのエリアという事ですね。

ちなみに松平伊豆守とは、江戸時代に10代にわたって就任した「大河内松平家」の人物の呼び名で、この当時の伊豆守は「松平信綱」という人物です。この人物は時代劇でも多数の役者により演じられ、中でも1975(昭和50)年放送の「徳川三国志」では、松方弘樹氏により主人公として演じられていました。

野火止用水については↓コチラ

www.tama6.jp

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 ▼東久留米市シンボルロード

と名づけられた、東久留米駅前通りです。

マンションやビルが立ち並び、さすが東京と思ってしまいます。

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▼色んな所への行先標識がありました。

先の竹林公園もですが、

小山台遺跡公園、多聞寺、氷川神社、南沢湧水地 と。

自然に恵まれた場所が多いようで、東京都にあって珍しい場所かなと感じさせられました。これらのどこもちゃんと寄らなかったことが悔やまれます。

東京東京と書いてますが、1889(明治22)年に自治体として初めて誕生した「久留米村」時代は神奈川県でした。その4年後の1893(明治26)年に東京「府」に移管されています。

久留米「町」になったのが1956(昭和31)年とかなり遅く、それまでずっと村だった訳ですね。更に市になった時に東久留米を名乗り、それが1970(昭和45)年の事でした。去年で市制施行50周年だった訳ですね。

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▼市の花ツツジ

市の鳥オナガ

という紹介表示がありました。

そしてそこにはツツジが咲いていました。だいぶ萎んでいましたが…。

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東久留米市役所です。

色んな形の建物が幾何学的に合わさった感じの建物でした。角ばった建物から真ん中で突き出るようにガラス張りのものがあって、更にはてっぺんが三角屋根という色んなアクセントのある建物、とも感じました。

東久留米のネーミングは、元は市内を流れる久留米川からきていて、福岡県久留米市との混同を避ける為に「東」を冠したといわれています。

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 ▼最後の写真ですが、竹林公園まで630mでありながら、次々と街を訪ねたかった為、ここへ行く事なく去りました。広く浅くがこの当時の旅のモットーでもあったので。

とにかく、東京都にあって緑豊かな街、それが東久留米という事で、次はちゃんと緑を満喫したいものですし、これを見て訪ねてみたいと思った方が万が一居たら、ぜひ緑いっぱいの風景を楽しんでレポしてほしいです。

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