埼玉県新座市の市内の様子です。
まずは市名である新座駅前の様子から。
一部、前回の駅記事にも映っていた風景があると思いますが、真正面の建物はとてもカラフルでした。
いろんなエンタテイメントで溢れかえってる雰囲気の商業施設、という感じでした。
▼野火止用水と武蔵野の古刹をめぐるコース
なる案内板が出ていました。これも新座駅前です。
野火止(のびどめ)用水は江戸時代初期からの歴史があり、東京都小平市からこの新座を経て埼玉県志木市までを通っており、元は玉川上水からの分水を幕府から許可されて開通させたものといいます。
時の藩主は松平信綱(1596-1662)という人物で、徳川家康の家臣の長男という間柄の人物ですが、この川越藩主になる前は「島原の乱」で幕府軍の総大将として乱を鎮圧させています。
その功で、加増されて川越藩主になったといい、ここで町民の暮らしに潤いを与える政治手腕を発揮したという、いわゆる「やり手」だったことが窺えます。
▼新座駅の周辺案内です。
当初訪ねた時は、都市圏の街の中心駅前というイメージで、どこかドライな雰囲気を感じていましたが、自然と歴史の感じられる立派な街であった事に、帰ってから気づくという…そんな感じでした。
▼新座駅前の象徴的な存在のひとつに、この大きな水車があります。
先の野火止用水の絡みで「水の都」の側面を持つ新座を象徴するもので、水の滴っている様子も見て取れると思います。
▼新座駅前最後のカットですが、「跡見学園女子大学」の看板がデカデカと出ていました。
文京キャンパス(東京都文京区)と新座キャンパスがあり、1・2年次は新座キャンパスで学び、3・4年次で文京キャンパスで学ぶとありました。
「跡見」をローマ字で書くと「ATOMI」となり、ATOMやATOMICな感じで、漢字とローマ字のイメージが大きく乖離する事を感じました。
▼さてここからは、志木駅前です。
(2011年2月当時)
志木市の市名を名乗った志木駅ですが、殆ど新座のエリアで、ここに映っている志木駅前のスタバに寄りましたが、ここの住所も志木市ではなく「新座市」になっています。
▼新座駅ではなく、志木駅の前に「新座中央通り」があるのが、この街の独特なところです。
▼そんな新座中央通りの1カットです。
団地に挟まれた幹線道という感じですが、下の階は店舗になっていました。
覗いて見える電柱には「にいざ温泉」の文字が。
その正体は…??
↓これでした。
埼玉スポーツセンターという施設内にある温泉、という事ですね。
新座はこれ以上詳しく行けてないのですが、意外と自然豊かな場所なので、次機会があれば、是非とも深く探訪してみたいものです。
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