兵庫県姫路市の山陽電車/山陽網干(さんよう・あぼし)駅、です。
更に姫路市の駅シリーズが続きますが、今回も前回のにつづく山陽電車の駅です。
-山陽電車/山陽網干駅-
・路線 山陽電車網干線(飾磨-山陽網干間)
・開業 1941(昭和16)年7月6日
・訪問 初訪問-2003(平成15)年
・1日あたり平均乗車人員 2,321/日 (2017年)
・近隣の都市駅 (飾磨方面) 飾磨駅⇒6駅
・鉄道での所要時間 東京駅から: 4時間13分
大阪駅から:1 時間31分
※AM9:00発での最短時間
▼ここに初めて来たのは2003(平成15)年頃と記憶していますが、本記事の写真は2009(平成21)年訪問時の写真を中心にお送りします。
網干線の終着駅につき隣駅表示は片側のみで、ここが最果てとなりますが、網干線においては、飾磨駅のような複数路線に属する駅を除いて、網干線単独に属する駅としては利用者数が最多の駅です。
開業時は「電鉄網干」駅でしたが、1991(平成3)年に現駅名に改称されて現在に至ります。この時期に「電鉄○○駅」は「山陽○○駅」に統一されたようですね。
JRにも同じ網干駅がありますが、3kmほど距離が離れており、この山陽網干駅の方が南の海側にあり、網干地区の街に近い部分にあります。
▼ホームは1面2線で、終着駅につきいわゆる「頭端式」のホームになっています。
つまりここで行き止まりで、ここを発着する電車がすべてという事です。
ホーム屋根は長く取られていて、付近の沿線駅と格が違う感があり、真ん中に柱があってずらりと並んでいました。
▼ホームを出る時は坂を下って改札へと至ります。
という訳で構内に階段はありません。
電車の乘る高さの分だけ坂を下りる格好ですね。
▼上の写真と反対に、改札からホームを眺めた様子です。
幅の広い通路が強調された格好で、まっすぐ進むだけでホームに行き着ける大変シンプルな構造です。
「姫路。明石・神戸方面は飾磨で乗換」とありました。網干線が飾磨駅までで、そこから先はすべて乗換になるのです。京阪神直通とかあれば便利ですが…。
▼この道路が実質的な駅前通りになります。
この右側に隠れる形で駅が存在していますが、付近には網干地区の色々な施設が点在する格好です。
▼上の写真から目線を右にスライドさせた形の風景です。
高い塔を中心にロータリーが形成され、その向こうに駅舎があります。
▼山陽網干駅の駅舎です。
駅施設としてはこれだけのシンプルなもので、左横に建っているのが駅ビルの形になります。
山陽電車の西端がこの駅限りなのは少々残念で、もう少し西へ姫路市より西まで延伸できていれば…と思うのですが。今のところはここが西の限界という事で。
▼駅付近のゲートです。
なんか幸せになれそうな雰囲気のスポットでした。