山陽電車/網干駅の方は先にupしましたが、こちらは少し離れた先にあるJRの同名駅です。
-JR網干駅-
・路線 JR山陽本線(神戸-新門司間)
・開業 1889(明治22)年11月11日
・訪問 初訪問-1990(平成2)年3月
・1日あたり平均乗車人員 7,897/日 (2018年)
・近隣の都市駅 (神戸方面) 姫路駅⇒3駅
(新門司方面) 相生駅⇒2駅
・鉄道での所要時間 東京駅から: 3時間56分
大阪駅から:1 時間19分
※AM9:00発での最短時間
▼ここに初めて来たのは1990(平成2)年3月ですが、残念ながら当時写真を撮るという習慣?がなかった為、記録に残っておらず、ここでは2012(平成24)年訪問時のものを載せます。
JR山陽本線で姫路市の西端に位置し、隣の竜野駅はたつの市となります。ただし、たつの市の中心駅(=旧・龍野市の中心駅)はJR姫新線の「本竜野」駅の方であり、この隣駅は離れた地にある全くの別駅につき要注意です。
網干駅の話に戻りますが、開業は早く1889(明治22)年、姫路市が誕生した年に開業しており、この時は姫路駅からこの網干の隣駅の竜野駅まで開業しています。ただしこの当初は網干は姫路市外でした。
当駅には「網干総合車両所」があり、この為かJRの列車に「網干行」として運行される便が多数あり、西端として姫路行もありますが、そこから3駅西のこの網干駅もある形となっています。そういう意味でのキーステーションであり、姫路市内のJR駅では姫路駅に次ぐ規模の駅と位置づけられている格好です。
▼ホームは2面3線あります。
撮影しているホームが1面2線、右側のホームが1面1線の形で、両ホームは跨線橋で繋がっており、改札は跨線橋を上がった先にあり、両方向への通路が横切る構造です。
▼改札を出て両方向へ向かう通路の様子です。
手前が北側でメインの方、向こうが南側で南側でサブ側という感じです。
北側はすぐに太子町との境目に入り、姫路市の駅ですが鉄道のない太子町の住民も多く利用する駅でもあります。
▼跨線橋からの線路、ホームの様子です。
車両所がある事もあり、広大なホームと多数の線路が見えます。
▼北側出口の長く緩やかなスロープです。この存在がこの駅の特徴的なひとつといえます。
▼網干駅の南口駅舎です。
この駅は北口と南口では全く顔が異なり、エレベーターの関係か建物が十字交差して「+」の字になっている格好で、これが青空に映えていい感じになっていました。
駅舎の真ん前は立体駐車場になっていました。
▼南口の駅前広場です。
真ん前はかなり狭く通路しかなく、少し進むとロータリー状になっていました。
ここは車のロータリーで、バスはここまでは乗入れないです。
▼駅前のバス停は南側駅前広場を出たすぐ先に、3~4つの標識が並ぶ形で立っており、これは今現在も同じ状況です。
山陽電車の同名・網干駅とは3km以上離れた実質的な「別駅」で、両駅を結ぶバス便はほとんどないに等しい状況で、連絡性は期待できないです。なので、同じ「網干駅」へ行くのにJRと山陽電車の駅へ行くのとは大違いにつき、特に急ぎの場合は事前によく確かめてから乗るべきと思います。
▼網干駅の駅舎(北口)です。
太子町民は大抵こちら側を利用します。
こちらは南口と違ってタクシーが一定数停車しています。
また、南口と違って駅舎らしいというか、建物らしい形をしています。エレベータ後づけ感が結構分かり易いですね。
▼おまけで、2006年頃の同じく駅北口の様子です。
この駅は前の通路が狭いため、駅舎が撮りづらく、正面から全体像を撮るのが至難の業につき、斜めから撮ってやっとそれなりの形で撮れた感じでした。という訳で、市内で姫路駅に次ぐ規模の駅です。