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日本全792市を訪問した駅や旅の記録です

JR姫路駅 (兵庫県姫路市)

兵庫県姫路市のJR姫路(ひめじ)駅です。

姫路市では色んな駅をupしてきましたが、肝心要のこの中心駅をupする事がなかなかできず、ようやくネタが揃ってきた?ので今回記事としてお届けしたいと思います。

JR姫路
・路線 JR山陽新幹線(新大阪-博多間)
     山陽本(神戸-新門司間)
     姫新線(姫路-新見間)
     播但線(姫路-和田山間)
・開業 1888(明治21)年12月23日
・訪問 初訪問-1981(昭和56)年11月
・1日あたり平均乗車人員 1,915/日 (2018年)
・近隣の都市駅 (神戸方面) 加古川駅⇒6駅 西明石駅⇒隣駅(※新幹線)
        (新門司方面) 相生駅⇒5駅 ※新幹線では隣駅
        (新見方面) 本竜野駅⇒4駅
        (和田山方面) 福崎駅⇒7駅  

・鉄道での所要時間 東京駅から: 4
時間1
            大阪駅から:1 時間7分
          ※AM9:00発での最短時間

 ▼2021(令和3)年の最新形でお届けしますが、まずは在来線の駅名標です。

長らく、東隣の駅はごちゃく(御着)でしたが、近年、東姫路駅が開業してこのようになっています。

JR山陽新幹線が停車し、山陽本線に属し、姫新(きしん)線、播但(ばんたん)線の始発駅として分岐する、西兵庫のキー駅としてその役目を果たしています。

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▼在来線のホームで、5・6番線から東へ眺めた形のものです。在来線は3面8線もある広大なホームで、拠点駅である事が窺えます。

右側には7・8番線があり、相生や播州赤穂など姫路以西の在来線の列車が着くホームで、ここを境に本数がかなり減ります。

5・6番線は反対に明石・神戸・大阪など、都会方面への列車が着くホームとなります。片側に新快速が着き、もう片側に普通(途中から快速)の着く、あるいは停まっている状態になっています。

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▼5・6番線のホームから、今度は左側を眺めてのカットですが、左側は姫路から分岐する「姫新線」や「播但線」のホームがあります。

ちなみに5~8番線の山陽本線ホームでは姫路駅名物「駅そば」がホームで販売されていて、立ち食い形式で食べられますが、1~4番の姫新線播但線のホームでは販売されていません。

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▼こちらは1・2番線が播但線で、3・4番線が姫新線となっていて、同じホーム上の反対の位置で電車が停まっていて、1面4線のかなり変則的なロケーションのホームになっているため、3面8線という不思議なホーム編成となっています。

ちなみにこの1~4番線のホームだけは、行き来する際に途中で改札を通り必要があります。駅から入る場合だと、まず駅の改札を通って入っていき、更に1~4番線(姫新線播但線利用)に限り、再度別の改札を通って階段を上がるという、改札の2度通りが必要となります。

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播但線の列車です。

山陽線と、姫新線播但線では色々と扱いの格差を感じるところもあります。

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播但線駅名標です。

隣の駅が京口駅で、片側しか表示のない状態です。

ちなみに在来線は現在はすべて高架ホームになっていますが、2008(平成20)年までは、この姫新線播但線は地上ホームでした。

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▼次は新幹線ホームに転じて、新幹線の駅名標です。

隣駅は、相生と西明石になっています。原則こだましか停車しない両隣の駅に比べたら、まだ本数はある方ですが、岡山や大阪みたいに全便停まる駅との本数格差は大きく、タイミングによって在来線の方が早く着くことも多々で、岡山との行き来は特に厳しいものがあり、特に西から戻る時の岡山駅での待ち時間は1時間近くになる事もあります。

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▼新幹線ホームは駅弁販売コーナーがあります。

新幹線ホームでは「駅そば」は食べられませんが、在来線ホームから下りて、そこから再び上って新幹線の改札前に、駅そばの店舗があり、ここでは多彩なメニューと共に席に座っての食事もする事ができます。

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▼新幹線ホームを降りての改札内待合スペースでは色々なものが展示されていました。

ここでは姫路城のジオラマがありました。世界遺産の姫路城は姫路の代名詞的存在ですね。

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▼更に姫路を象徴する存在として「灘のけんか祭り」があります。

その屋台が展示されていて、迫力満点でした。

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▼播磨は日本酒のふるさと

として酒樽が多数置かれていました。

酒の王様といわれる「山田錦」が誕生したのが播磨につき、このように表現されています。

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▼新幹線改札内には喫茶店が1軒あり、ここだけが唯一飲食のできるお店です。

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▼新幹線両ホームはこんな感じで、右側の上りホームは窓から姫路城を正面から見る事ができます。

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▼駅南口を出て目線です。

目の前にいきなり、大きなホテルがデンと建っています。

この両サイドが道路で、南へ進み市役所などへアクセスできます。

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▼姫路駅南口の駅舎です。

どちらかというと、北口の方がメインになりますが、駅舎の立派さはこちらの方があるかと思います。いかにも新幹線の停車する大規模駅舎という雰囲気が現れています。

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▼変わって、北口の駅出て目線です。

大規模ビルが立ち並び、突き当たりには「姫路城」が聳え立っています。いろんな国からの観光客が詰めかけていましたが、昨今はコロナ禍でさすがに人の流れもまばらでした。

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▼上の写真から左向きに視線をずらすとこんな感じです。

駅出て目の前に見えるこの大きなビルは「山陽百貨店」であり、また山陽電車の姫路駅の入口でもあります。JR姫路駅との接続はなく、一度改札を出て駅外へ出てからここまで移動し、階段を上って山電の改札へ行き着く事となります。

かつてはこの通りは「50m道路」といって、車線の多い幅広い道路でしたが、再開発の関係か今ではかなり横断歩道の幅が縮小されています。

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▼北口の駅前には円状のスペースにズラリとタクシーが停まっています。

その左向こうにはバスターミナルがあります。

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▼姫路駅北口の駅舎てす。

隣にはpiole(ビオレ)姫路という駅ビルもくっついています。

以前の駅舎に比べると、駅舎建物としてはかなり小さくなってしまっている感があります。

2階部からは山陽百貨店につながる歩道橋がついていて、山陽電車姫路駅へ行き着くことができますが、これは一旦1F改札を出て、この建屋の2Fへの階段を上ってから歩く事ができるわけで、駅ホームから2F改札を出て…という構造ではなく、あくまで改札があるのは1F部分のみです。

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▼最後に旧の姫路駅舎(北口)をお送りします。

これがいかにもという感じの姫路駅、個人的にはそう思いますが、時代と共に変化してゆくものですね。最上部の電光掲示部分に特にかつての姫路駅らしさを感じたものでした。

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