(2019年11月当時)
豊見城市は、沖縄県の南西部に位置し、人口は63,918人(2020.2.1現在)で、2002年に当時の豊見城村から単独で町を飛び越えて市へ昇格となり、現行の地方自治法の下においては、村から一気に市へ昇格した初のパターンであったそうです。
▼これは泊まったホテルから外を見下ろした様子です。
豊見城へは、沖縄へ初めて行った1997年2月に初めて足を踏み入れましたが、道をただひたすらに歩いていただけで、さしたるものも撮れなかったので、実に22年ぶりに再訪する事となりました。
今回こそは、豊見城らしい何かを見つけてこようと、沖縄訪問機会もあり、あえて那覇から外れてこの豊見城に宿を取りました。そのホテルがこの「ホテルグランビューガーデン沖縄」です。
この時のここへのアクセスは、ゆいレールで小録(おろく)駅まで行って、その駅前バス停「小録」からバスに乗り約20分で「道の駅豊崎」終点に着いて、そこから歩いて約5分で着きました。赤嶺駅からは送迎バスが出ているそうですが、完全予約制との事でご注意です。
そしてこの時の宿泊料は7,700円、朝食付きで大浴場は露天風呂もサウナもありで、かなり良い値段でした。沖縄で温泉というか大浴場に入ったのは、ここが初めてでした!
▼チェックアウトして外から撮ったホテルグランビューガーデン沖縄の様子です。手前の白いホテルです。
上の写真の駐車場が見えていたのは反対側で、こちらはオーシャンビューな感じでした(笑)
青い空に白いホテルが大変映えていました。
▼ホテルの前の道路、海沿いの道路を歩くと心地良かったです。
この時は11月の沖縄、これまで沖縄に来たのは1月、2月、4、5月、7月で、秋口に本州から沖縄へやってくるのも良いなと思いました。本州にない温かさを得られて、というより暑かったですけどね。何より約6年ぶりの沖縄の朝を楽しんでいました。
▼これもホテルの前の地点からですが、架かっている橋の様子です。
向こう側がカーブを描いていて、画的に美しく、これも青空に映えていい感じでした。
「豊崎海浜公園」として入場時間が表示されていました。
▼この橋の名は「夢咲橋」というものでした。手前側の歩道の橋の方です。
「この橋を通った人々の夢が叶うように」との願いが込められて名づけられたといいます。
▼橋を渡り切って対岸へ来たばかりの場所に、このような足踏みボードがありました。
靴を脱いで1周回ってみましたが、普通に歩ける所と、痛くて地獄のような所?とありました(笑)
▼こちらは車道側の橋の方です。
国道331号の豊見城道路にあたるところで、市民体育館の傍から良いアングルで撮れました。
道路の曲線具合と、橋の高さが変わっていって曲線になっているところと、色々組み合わさって良い画になっているなと。
▼豊見城市民体育館です。
市民の健康増進を図る…という本来目的と共に、屋上は避難場所として機能する事となります。
角度により何の施設課全然表示がなかったりして、最初は「学校??」と思っていました。
▼少し歩いていたら、豊見城「村」時代の看板に出くわしました。
▼与根共同利用施設という施設名で、与根公民館との表札も表示されていました。
▼その与根公民館の表にあったポスター群です。
何より 「首里城祭」のものがひと際目立ちます。
この時は2019年11月初め(11/3)で、10月31日に火災があったばかりで、火災後の行事は悉く中止になってしまったようです。
▼これも与根公民館前にあった説明板ですが、この辺りは塩田地帯であったようです。
豊見城市域内で唯一の漁港である与根漁港を中心に昭和30年前後までは盛んに製塩が行なわれていたようで、その事がここに伝え記されていました。
▼そういえば、この辺りを歩いていると至る所で、このような飛行機の「低空飛行」が見られました。
▼これは「与根の土帝君」というもので、中国から伝わってきた土地の神という事です。
こういうものも沖縄独自の文化というか、国内旅行していてこういうものに巡り合えるのは本州ではなかなかないですからね。
▼豊崎海浜公園を抜けて、ホテル側へ戻り、この豊見城市域内に入った最初の地点である「道の駅豊崎」へ来ました。前の晩にバスでここまで来てホテルへ行った訳です。
その時は夜だったので、特に撮っていませんでしたが、翌朝方に改めて訪ねてみました。
ここが豊見城の公共交通機関の中心的存在か、バスもここ行きの便がありました。
そういえば、沖縄何度も行ってる割に、沖縄県の道の駅へ来たのは初めてだったと思います。
市役所などの公的機関は、ここから東へ離れた内陸のエリアにあって、その辺りはここからバスで行く事となりました。
▼敷地内にある「てぃぐま館」では、色さし体験や機織り体験などができ、道の駅としては独特のコーナーを有しています。
▼中の様子をちょこっと。
JAの運営している物産店には、このように幟がズラーッと並んでいて、これはこれでたいへん目を惹きました。ここの「菜々色畑」は女性スタッフを中心に運営されているそうです。
そして驚いた事に!ここは「日本最西端の道の駅」なのですね。もっと軒先にでも大々的にアピールしても良いかなと思うのですが…。
ま、ここまでお送りしてきましたが、豊見城のホテルと与根地区、そして道の駅豊崎を中心にお伝えしてきました。ここが豊見城の中心地ではないので、またそことは違った楽しみ方をしてきましたが、この次お伝えできる機会があれば、この後訪ねた中心地付近をお送りしていきたいと思います。