(2011年2月当時)
▼この時、埼玉県の色んな市を訪ね歩いたのですが、あいにくの天気どころではないレベルで、歩くのやめようかな?と思ったほど、もう10年前の事ですがはっきり覚えています。
それでもこんな小ぎれいな景色を見ると、先を進んでみたくなるのが旅人?の悲しい性です。
▼上の写真から少しだ進んだ様子です。
加須センターホテルというホテルがありました。
駅前にホテルがどれくらいあるか?は個人的に都会度を計るバロメーターにしてるので、こういうのにはついつい目が行きますね。
▼同じ幟(「ようこそ駅通りへ」というもの)に、同じ街灯の繋がった、同じような商店街ですが、道路はちょっと曲線のある所でしたが、やはり商店街然とした雰囲気は変わらずという感じでした。
▼路地に入り込んでみて、渋い一角に出くわしました。
コンクリート色というより、それが経年で渋みを帯びた色になってきているような建物でした。
▼上の写真で渋い建物のほぼ向かいに見えていた鳥居は、この神社のものでした
千方神社とありましたが、加須市でこの名前を検索するも、この写真のようなところには行き当らず、詳細不明でした。
▼会の川親水公園前
というバス停がありました。
市内循環バスとありました。イラストにこいのぼりが使われているのがやはり加須らしいです。
東循環コースと西循環コースがありました。この時は1日4便がほとんどでしたが、今ではいずれも5便あります。それにしても決して多いとは言えず、ここでこれを使って旅をするならば、よほど入念にチェックしておく必要がありそうです。
▼しんなかのばし
という橋に出くわしました。
欄干部分が、五線譜の中を魚が泳いでいるような不思議な絵でした。
▼橋の隣は、会の川水の広場として噴水が出ていましたが、その真ん中は2匹のコイが交わるように重なり合っていたものでした。
▼そしてなんといっても、鯉の町である加須を象徴するもの、鯉の群れが泳いでいました。
きれいな黄色い錦鯉も特徴的でしたが、鯉というものはアップで撮るとすごく獰猛な印象が強いし、餌なんかあげると本当に「弱肉強食」というか競争社会を感じるような自然の厳しさを感じる生き物だな、とつくづく思います。
▼ウサギと亀の石像と共に、流れる水がありました。
こういうの見ると、横から手を突っ込みたくなって「濡れてない」ってやりたくなりますね(笑)
そしてそのウサギと亀の見る先は…先ほどの鯉が交わる噴水の所でした。
▼雨模様の天気に加え、雪の残っていたところもあり、寒くて雨天で旅行にはあまりによろしくない環境でしたが、色々見れたのでまぁいいかというところです。
▼昭和の雰囲気が残るところもちょいちょい見られました。
左側写真の右の建物は2F部に全面的に窓が雨戸で塞がれているのか?全面むき出しなのは昔商店だったのか?等考えてしまいますが、ともあれ見事な渋い建物でした。
右側写真の靴のお店は看板が色あせても普通に営業しているようでした。
▼最後ですが、2月でもこのように鯉のぼりが泳いでいる、これそこが加須の象徴的なカットと言えます。
「恋の町」ならぬ「鯉の町」加須、5月以外でも鯉のぼりを見たいなら、ここが個人的におススメです。