(2022年5月当時)
まず、北見市は北海道の北東部に位置し、人口は111,589人(2024.1.31現在)で、カーリングを人気競技にしたロコ・ソラーレの本拠地として「カーリングの街」としての側面を持ち、また人口における焼肉店の割合が道内最多の都市ともいわれています。
▼前回2006(平成18)年に北見に行った時は、北見駅と駅前のどこかの店で大名ラーメン?だかを食べただけでそそくさと立ち去ってしまったので、ちゃんと写真付きで街の風景をお送りするのは全くの初めてで、当時16年ぶりに訪ねたのは、北見でちゃんとした旅をしたかった、というのがありました。
という訳で、まずは北見駅前通りです。
ここは「中央大通り」というもので、道路右側のポールから出た看板には、昭和初期のこの大通りの写真がのせられていました。
向こうへずっと伸びていく長い通りが北海道を感じさせます。
▼こちらは、歩道に屋根のついた北見駅前商店街です。
時計塔がありましたし、銀行もこの通りにありました。
▼ここも歩道アーケード商店街ですが、上の通りが1丁目で、この通りは2丁目とありました。
▼ここは右側の通りに「3丁目」の表記がありました。
左側の角のコンクリート色そのままの年季の入った建物に惹かれて撮ったものです。北海道の駅前商店街の寂れた部分が如実に表れていた事を感じました。
▼通りすがりに目にしたマンホールです。
北見市のマンホールとしてはかなりの種類があるようですが、そのうちのひとつで、「とん田兵屋」というものでした。
オホーツク地域には3ヶ所屯田兵屋が保存されているという事で、そのうちの1ヶ所はこの北見だそうです。
▼ここは「4条西2丁目」というバス停です。
北海道といえば「条丁目制」が独特の住所表示として印象的ですが、この街もそうでした。
▼北見駅前には結構ホテルがあります。
この時北見市に宿泊しましたが、ここからは全然遠い場所でした。
▼通りがかりに目に飛び込んできた「北見じまん村」の文字に、ちょっと中を見てみました。
この辺りには珍しい?ビビッドなカラーの一角だったので目を惹きました。
「愛がなくちゃね。」という店名がまた目を惹きました。
▼焼肉北見ホルモン
なる店がありました。
さすがは道内一の焼肉店率を誇る「焼肉の街」らしさが窺えました。
▼広場スペースへ出てきました。
高いオブジェにある温度計には9.7℃とありました。この日は5月1日、さすがは北海道、5月に10℃ないのか、という感じでした。
▼上の写真の広場スペースにあったもので、この年の北京オリンピックの銀メダルを獲得した女子カーリングチームの看板と、カーリングストーンがありました。
▼更には同じスペースに大きな看板があって、これは「ひとりぼっちで恋をしてみた」というヤングマガジンで連載されていた漫画との事ですが、北見を舞台にしたもので、作者の方も北見市在住の方だそうです。
▼北見駅前へと戻ってきました。
駅前商業施設から直結という珍しい市役所で、しかもこのような新しい建屋でした。
2021(令和3)年1月供用開始という事で、この当時では供用後1年4ヶ月しか経っていない状態でした。
▼北見駅前から自動車専用道の標識が出ていましたが、その傍に色々な所への標識もありました。どれもkm単位の距離で、歩き旅にはなかなか苦しいものがあり、近くで行けるのはピアソン記念館ぐらいのものでした。
▼そのピアソン記念館のマンホールがありました。
「とん田兵屋」のマンホールもでしたが、「きたみ」など自治体の表記がなく、建物の名称などが表記されていました。
▼そのピアソン記念館へ行き着きました。
北見市指定文化財とありました。北見駅から徒歩約15分の所にあります。
今から100年以上も前の1914(大正3)年に建築されたもので、アメリカのピアソン宣教師夫妻の住宅として使用されていました。
ピアソン夫妻は、キリスト教の宣教師としての布教活動以外に、慈善活動も積極的に行っていたといいます。
北海道らしい堅牢な雰囲気の建物でした。
さて、今回はここまで。更に北見市の旅は続きます。
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