石川県輪島市、石川/輪島② 2018年の旧・輪島駅をゆくに続く輪島市のかつての姿をお送りします。
この度の震災の一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます
(2018年6月当時)
▼前回記事にてお送りしました旧・輪島駅(道の駅輪島)のすぐ前にある「輪島ステーションホテル」です。
輪島駅の前に建っていたので、ステーションホテルの名前をそのままに営業されてきました。が、数年前に営業停止をしたようで、この当時建物のみが残っていた状態でした。これまで残っていたのでしょうか?そして震災を経てこの建物はどうなっているのでしょうか?ようとして知れず、大変気になるところです。
2002年に初めてここに寄った時に、このホテルに泊まって輪島の街を観光しましたが、その時にお土産を買ったお店が、右に写っている「わじまおみやげ館」でした。
当時からこの名前であったか定かではありませんが、ステーションホテルを出て左の傍にあった土産物店で、位置的にここにあったものだと思います。
▼輪島といえば「御陣乗太鼓(ごじんじょだいこ)」です。
2002年に宿泊訪問した時には、夜にこれを見に行きました。
鬼のようなちょっと怖めの面を被った面々が太鼓を打ち鳴らしまくる、それはもう生で見て圧巻でした。当時お盆休みの時に見たのですが、この時期は毎日のようにやっていた印象がありました。
またその時は、泊まっていたステーションホテルの近くでやっていたように思いますが、今は海に近いキリコ会館という所でやっているようで。でもそこも今はどうなっているのか?正確な情報がよく分からないです。
▼ステーションホテルよりも駅から少し離れたところにあったこの立派な建物は「東屋」とあり、この当時既に廃業していたようでした。
2019年9月までに解体された、なる書き込みが見られ、これが正しければ、この1年後には解体された事になります。
かつては輪島温泉郷随一の豪華な旅館、だったのでしょうか。
▼旧・輪島駅前広場を抜けて、朝市通りへの通りへ出たところです。
この辺りは朝市通りではありませんが、この風情溢れる通りも今どのようになっているのかたいへん気になるところです。
▼さらに北へ、朝市通り方面へのカットです。
歴史ありそうな建物が続きますが、今回の火災がここまで延焼してきているのか?気になります。
左側の山本清巧堂というところは輪島駅の開業後頃にできた80年以上の歴史をもつ漆器店だそうで、HPはありましたが、建物が無事なのかとかその辺が全然分かりませんでした。
▼同じように風情ある建物が並ぶ通りが続いていきます。
右側の写真は「ゆべし」とありますが、輪島名物とありました。
▼上の通りの街並みにあるバス停で、ここは「馬場崎通り」とありました。
下の赤丸囲みの位置にあり、道の駅輪島は「輪島駅前」と表記されており、その隣の停留所にあたります。
「朝市通り」バス停はその真上にありますが、少し距離があります。
▼花の綺麗な軒先があり、6月だった事もあり紫陽花が満開で、思わずアップで撮ってしまいました。
▼このような純然たる木造家屋も少なからず見受けられて、朝市通りからは少し距離があるとはいえ、延焼したら大変と感じずにはいられませんでした。
すごく渋くて息を吞むような建物ですが、火事を考えるととても怖いと感じます。
▼輪島の方言
として、色々と載っていました。
「かたいもん」が「良い子」とか、「ぎゃっと」が「カエル」とか、想像つかないレベルの難易度のものが並んでいました。「おとと」「おかか」は分かりますが…。
「だら」が「馬鹿」というのは、山陰地方(鳥取・島根)もそうだったはずで、「だらず」とか「だら」とか言ってました。日本海側で共通してるのか…??
「ひねくらしい」が「大人めいてきた」って、かなり難易度高いですね。
今回はここまでにします。
次は今回かなり壊滅的な状態になったといわれる朝市通りに入っていきますが、かつての姿を忘れない為にも改めて載せたいと思います。
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