続々トラベルとかナントカ

日本全792市を訪問した駅や旅の記録です

山口/宇部① ときわ公園への道 

山口県宇部市JR宇部駅からの旅です。

 

(2015年12月当時)

 

宇部駅から、と冒頭書きましたが、この時の旅は正確にはJR宇部新川」駅からアプローチしたものです。

宇部市の中心駅は、山陽本線上にあって市名を名乗る宇部駅ではなく、本線から逸れた宇部新川駅になり、宇部駅は中心地から少し離れたちょっとさびれたロケーションになります。

以前、宇部駅へ行って旅をしようと思いましたが、実際に駅前にはろくに何もなく挫折する格好で帰ってきました。そんな事もあってこの時は「今度宇部市の観光をするなら…」と場所を決め打ちして、この宇部新川駅まで出てきて、宇部市の観光をする事にしました。

そんな訳で、宇部新川駅からバス路線を探して、ここから乗りました。

この宇部新川駅バスターミナルから「ときわ公園」を目指してバスに乗りました。

ここからバスで約15分・260円、いま「乗換案内」で調べるとこの形で載っていました。
「ときわ公園」へは、同じJR宇部線の「常盤駅」という小さな駅が最寄り駅で、徒歩約15分ですが、ここからでもバスで同程度の時間で行けるので、ここからアプローチしました。

▼目的地の最寄りバス停「ときわ公園入口」に到着しました。大きな屋根のついた、ちょっとしたバス停でした。

「入口」と書いてあるあたりが、「~前」ではなく、少し距離があることを示唆しています。

なので少し歩きます。

▼バス停から、標識に従い目的地を目指します。

常盤公園とか、ときわ公園とか表記はまちまちです。

▼上の標識のところから左折して、この「ときわ公園通り」へと入ってきました。

この時のメイン目的地はこの先です。

▼ときわ公園の入口、ここもまた「ときわ公園」と「常盤公園」と、表記がまちまちになっていました。

元々が常盤公園と漢字表記で、その後親しみを込めて「ときわ公園」とひらがな表記されるようになったのでしょうか。

▼ときわ公園の、本当の公園スペースの入口です。

上の写真は、神社でいうと参道の入口的な感じのものでしたが、そこから道がずっと続いて、このゲートからが本格的な観光の始まりです。

▼これがこの時メインの目的地とした「ときわ動物園」です。

宇部市って何があるんだ??と探した時に「ここへ行こう!」となったのが、ここでした。宇部に動物園があるのは意外でした。

この当時が2015年12月で、グランドオープンが2016年3月という事で、そのグランドオープンを3ヶ月後に控えた状態ではありましたが、既に以前から動物園としては存在していて、そこに入りました。

▼この向こうのゲートから入っていきます。

右端に案内がありますが、この時は閉じられていて、動物園への入園料も無料となっていました。

現在では入園料500円となっています。

www.tokiwapark.jp

▼ときわ公園内の敷地に何があるか?これで分かると思います。

遊園地と動物園、石炭記念館、ときわミュージアムと大別されます。

▼ときわ公園の案内図です。

結構水辺のエリアもあります。

カッタ君

についての全面イラストになった説明書きがありました。

そういえばカッタ君ってペリカン、どっかで聞いた事があるなと思っていましたが、ここにいたのですね。

日本初の「人工ふ化」によって誕生したペリカン、とありました。人の手によって孵化し、また育てられた訳です。

自身が描かれた「カッタ君物語」という映画まで上映されていたとは!「映画スター」とここに書かれてあるのは、そういう意味なのですね。

ここは「動物園」といって、オリやケージに閉じ込めて飼育する形ではなく、基本いわゆる「放し飼い」式につき、カッタ君は鳥類という事もあり、近所の幼稚園などにちょくちょく訪ねていたといわれ、その辺りも話題になった一因のようです。

カッタ君は1985(昭和60)年生まれで、この説明板が作られたのが1997(平成9)年、この時は12歳になる年でしたが、まだ生きていたので、映画の上映された部分までしか年表が記されておらず、この10年以上後の2008(平成20)年に23歳で亡くなっています。

カッタ君はモモイロペリカンという種類だそうで、寿命は野生だと15~25年、飼育下では50年生きるものもいるそうです。人間でいうと40歳程度の早世でしょうか、ただ孫までは居たそうです。

 

 

すみません、随分引っ張ってしまいましたが、この次はいよいよときわ動物園でいろんな動物たちを見ていきますので、この記事は一旦ここで切ります。

 

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