ひきつづき「赤穂線」シリーズ、瀬戸内市ラストの駅となると共に、赤穂線シリーズも一旦今回で休止します。
-JR大富駅-
・路線 JR赤穂線(相生-東岡山間)
・開業 1962(昭和37)年9月1日
・訪問 2007(平成19)年6月
・1日あたり平均乗車人員
239人/日 (2019年)
・近隣の都市駅
(相生方面) 西片上駅⇒5駅
(東岡山方面) 西大寺駅⇒隣駅
・鉄道での所要時間
東京駅から:4時間7分
大阪駅から:1時間43分
※AM9:00発での最短時間
・駅規模ランク
ホーム ★☆☆☆☆ …1面1線
跨線橋 ★☆☆☆☆ …なし
駅舎 ★☆☆☆☆ …平屋駅舎
▼これもまた写真はすべて2007年当時のものにつき、諸々変わっている部分があると思われます。
「大富」と書いて「おおどみ」と濁ります。
まず見て分かるのが1面1線の最低限のホームの駅という事です。
また屋根のあるエリアもほとんどないという事ですね。
ここもまた1962(昭和37)年の赤穂線が東岡山駅までつながる際に開業し、昨年還暦を迎えた駅となります。開業時の所属自治体は「邑久郡邑久町」であり、隣の邑久駅を中心駅とする町の1駅でした。
▼ホームからの様子で、上の写真から反対方向を眺めると一層何もない感が際立つ格好となりました。
瀬戸内市の長船、邑久、という他の駅と比べるとダントツで利用者数が少なく、また平成の大合併前の旧町制でも、他の駅は町名そのものを名乗っていた訳ですが、この大富駅だけ唯一中心駅であった事のない駅です。
▼ホームで駅機能の多くが集中した待合エリアで、屋根も横壁もあり、時刻表のある中に駅名標もあります。
時刻表的には、意外と本数あるなという感じでした。もっと少ないかと思っていましたが、1時間に2本もあるのか!となりました。
▼名所ガイドがありました。
余慶寺という所が1.5km程のところにあるとの事で、国指定重要文化財とあり、三重塔の絵が載っていたので、さぞや立派なお寺でしょうが、レンタサイクルもまずなさそうなこんな場所では、よほど時間のある時に歩いて行くか、タクシーを呼ぶかしかないかなと。
この寄った時は、そんな名所などとてもとても…行きませんでしたが、近くの景色を楽しむだけで十分でした。
▼向こうの待合スペースに駅の色んなものが集約されていたと書きましたが、ここは一応駅舎のようなものがありました。
この右手前の物ですが、待合スペースにないものとして「路線図」と「自動改札機」はここにありました。
▼駅から出ると目線はこんな感じでした。
駅前通りなどなく、道路に面して広場スペースが申し訳程度ある感じでした。
後は自転車置き場と田園風景と…という感じで、これではバスの乗り入れもないし、タクシーが常駐していたりはないよねって感じでした。
▼大富駅の駅舎です。
駅舎というより、厚みのあるアーチ、ゲートという感じでした。
室内感は殆どなく、今のような冬の寒い時期にここにいても風の吹く方向ぐらいしか風除けできず、簡易改札機があるためにここが屋根付きになっているのかな、という感じでした。またここには「大富駅」などの駅名表示がないのも、駅舎感の薄いところとも思いました。
そしてその下には10段ほどの階段がありました。むしろこっちの方が立派で目立ってない?という感じでしたが…。
一旦これで完了します。大富駅より西は機会があれば。
(赤穂線シリーズ)
相生駅 ー 西相生駅 - 坂越駅 ー 播州赤穂駅 ー 天和駅 ー 備前福河駅 ー 寒河駅 -(日生駅)※掲載なしー 伊里駅 - 備前片上駅 - 西片上駅 - 伊部駅 - 香登駅 - 長船駅 - 邑久駅 - 大富駅