2023年、明けましておめでとうございます。
このブログでは、本年も各市の旅や駅を中心にupしていきますので、何卒変わらず宜しくお願いします。
まだまだ続く「赤穂線」シリーズ、今回で備前市の駅は最後となります。
・開業 1962(昭和37)年9月1日
・訪問 2007(平成19)年6月
・1日あたり平均乗車人員
290人/日 (2019年)
・近隣の都市駅
(相生方面) 西片上駅⇒2駅
(東岡山方面) 長船駅⇒隣駅
・鉄道での所要時間
東京駅から:4時間19分
大阪駅から:1時間56分
※AM9:00発での最短時間
・駅規模ランク
ホーム ★☆☆☆☆ …1面1線
跨線橋 ★☆☆☆☆ …なし
駅舎 ★☆☆☆☆ …駅舎なし
▼写真はすべて2007年当時のものにつき、諸々変わっている部分があると思われます。
香登と書いて「かがと」と読みます。そのままだと「かと」とか読んでしまいそうですよね。
JR赤穂線の備前市内の駅では最も西にあり、西隣は瀬戸内市の長船(おさふね)駅になります。
1962(昭和37)年に、この4年前に開業した東隣の伊里駅から西側の延伸に伴って開業した駅で、この時の延伸により赤穂線は現在の東岡山駅まで完全につながる事となりました。
開業当初は伊部駅同様「和気郡備前町」という自治体に属していましたが、開業後9年を経過した1971(昭和46)年4月1日をもって市制化に伴い「備前市」となりました。
大阪からだと2時間切りでたどり着けます。新幹線で岡山まで行ってから戻る格好となるので、(距離的には遠くなる)沿線の西側にある駅ほど所要時間が短くなります。
▼駅舎と反対側にはでっかく「MISAWA」の名前が入った工場がありました。
ミサワホームの岡山工場という事で、この駅前の大きな施設として象徴的存在と言えます。ここでは工場見学もできるといいます。
▼最初の写真でも分かりますが、ホームは1面1線のみです。
駅裏になる南側は工場ばかりでした。
▼ホーム上で、最初の写真と反対向きに撮ったもので、向こうが岡山方面になります。
右手前の小屋状の待合スペースに駅の全機能が集中しているといっても過言ではなく、そんなコンパクトな駅でしたが、横壁がついているのは大きいですね、こんな冬は特に。
待合スペースの向こうで右側に階段の見えている部分が駅の出入口になります。
▼という訳で、駅待合スペース内部の様子です。
時刻表も券売機も、ベンチもゴミ箱も、全部この中に詰まっていました。
時刻表が取れかかっていたのが珍しく、上から押さえるプラ板?が外れていたのでしょうか。
▼ホームからみた駅前広場周辺の様子です。
向こうが北になりますが、山陽新幹線がすぐ北を通っています。
駅の寂しい規模感から、南側には工場がありますがそれだけだし、北側って何にもないのでは?と思って見てみましたが、意外と色々建っていて、それもアパートの類は結構散見されました。
駅前広場はロータリーが整備されている、という感じではありませんが、ど真ん中に縁石で仕切った芝生エリアがありました。左側には自転車置き場がありました。
▼香登駅前の様子、上の写真から少し進んだ地点からの目線です。
この道が、駅前通りという事になるのでしょうか。
▼香登駅の駅舎、というより待合スペースの裏壁に駅名表示がついているだけですが、とにかくここが香登駅です。
香登駅の表示の90°側面には「自動きっぷ売り場」との表示があり、きっぷ売り場でこんな風に待合スペース横壁に表示があるのも見た事がなく珍しいと感じました。
正面の階段を数段上って、片側しかないホームで、来た電車にそのまま乗るという形のシンプルな駅でした。
赤穂線で備前市の駅をお届けしてきましたが、写真がいまひとつの日生駅を除いてはすべて紹介してきました。次は長船駅をお送りします。
(赤穂線シリーズ)
相生駅 ー 西相生駅 - 坂越駅 ー 播州赤穂駅 ー 天和駅 ー 備前福河駅 ー 寒河駅 -(日生駅)※掲載なしー 伊里駅 - 備前片上駅 - 西片上駅 - 伊部駅 - 香登駅 - 長船駅 - 邑久駅