・開業 1962(昭和37)年4月1日
・訪問 2007(平成19)年6月
・1日あたり平均乗車人員
177人/日 (2020年)
・近隣の都市駅
(相生方面) 播州赤穂駅⇒3駅
(東岡山方面) 日生駅⇒隣駅
・鉄道での所要時間
東京駅から:4時間45分
大阪駅から:1時間42分
※AM9:00発での最短時間
・駅規模ランク
ホーム ★☆☆☆☆ …1面1線
跨線橋 ★☆☆☆☆ …なし
駅舎 ★☆☆☆☆ …駅舎なし
▼寒い河と書いて「そうご」と読みます。
ローマ字の綴りだと「sogo」で「そごう」に空目してしまいました。
JRで兵庫県の相生駅と岡山県の東岡山駅とを在来線で結ぶ「赤穂線」で岡山県最東端の駅です。
隣駅は備前福河という「備前」を冠した駅名ながら兵庫県赤穂市の駅で、これを過ぎると岡山県に入り、当駅へと至ります。
開業は今からちょうど60年前の1962(昭和37)年で、今年で「還暦」の駅です。
開業当初は和気郡日生町に属しており、日生町では隣の「日生(ひなせ)駅」が代表駅で、もうひとつだけ町内にあったのが当駅となります。
▼ホームは1面1線で、この線路だけの駅です。
向こうは兵庫県方面で、この駅から次の備前福河駅までが、岡山-兵庫の県境となります。
▼こちらは上の写真と反対方向のホーム上での風景です。
駅舎が無くて、駅の機能は殆どこの待合スペースに集約されています。
前に建ってる柱がえらく細いのが返って印象的でした。
▼待合スペースを違う角度から撮ったものです。
切符入れの箱が待合スペースの端に取り付けられてるってなかなか珍しい感がありました。大抵、出口にひっそりと立っていたりする印象が強くて。
メーターがついてたりするんで、「電気通ってて、夜はついたりするんだな」とふと思わされました。
▼駅前の通りのひとつです。
明確な「駅前通り」然としたものではなく、駅から出ているただの道路という感じでした。とかし、この道が付近の集落に繋がるものでした。
▼一方、駅周辺で別アングルで見ると、見渡す限りの「緑」の風景でした。
向こうに集落は見えましたが、少し距離のある感じでした。
▼駅前のトイレですが、その外に周辺案内図がありました。
「天狗山登山ルート」という事で、特にこれについて記されていますが、右端は広告かお店やお寺や施設などの紹介がなされていました。
寒河湾というのがあり、港町の側面も有した街です。
▼寒河駅前周辺の様子です。
自転車置場が目立っていたのが印象的でした。
これから15年経った今はどうなのでしょうか…??
ちなみに入口は左側の道路の向こうにあり、フェンスのない部分に段差があるその場所になります。
▼寒河駅の駅舎です。
というか、すぐ上の写真にも見えていましたが、ホーム待合スペースの壁裏に駅名を表示しているのみで駅舎はありません。
60年前にできた、今年還暦の駅でした。