(2016年5月当時)
▼この東鷲宮へは2008(平成20)年に初めて訪問していましたが、本当に駅前の少ししか行っておらず、旅記事としてupできる材料がなく、そこへ埼玉で比較的駅の近くに温泉があるという事で、ここを探し当てて2016(平成28)年、8年ぶりにまたここへやって来ました。
最初の写真は、東鷲宮駅前広場のバス標識です。
表示がサビサビで読み取るのに苦労しますが、ここでは「福祉センターゆき」とありました。
向こうは、駅前広場を過ぎた駅前通りの風景となります。
▼同じバス停標識の別アングルです。
サビサビの中に、新しいものを差し入れた形で、福祉センター行きの時刻表がありましたが、1日2便だけでした。それも毎日ではなく、週4日とありました。
▼8年ぶりに再訪したのは、ここに看板が見える「百観音温泉」へ行く為でした。
東鷲宮駅から徒歩約3分という近さで、これは行くしか!と思ってやって来ました。
百観世音菩薩が祀られたお堂という事で「百観音」です。百番の札所の御神体を祀った立派なものだったのが明治維新の際に暴徒により火がつき焼失したといいます。
その後再建されながらもまた破損があった等で、最新は2004(平成16)年に落成したそうです。
その少し前の1998(平成10)年に温泉掘削が開始され、その時は「素晴らしい湯脈に遭遇する」という観音様のお告げがあったとか。とにかく順調に工事がはかどり、この観音様にあやかって、その名も「百観音温泉」になったといいます。
▼百観音温泉の入口周辺です。
横に長い建屋でした。
温泉のサイトはコチラ↓
▼付近は花のきれいな所が多かった印象がありました。
道路沿いにも結構花があったなというところで。
車で通る方々には分かりづらいかもですが、歩いて通っていると、その事がよく分かるものですね。
温泉に浸かってゆっくりしてからは、東鷲宮駅へ帰り着きましたが、徒歩3分の近さなので行程という程のものではありませんでした。この時の「旅」はここで終わり、旅という程のものではございません。
▼ここからは2008年の初回訪問時のカットを少しだけ。
本当に駅前少ししか行っていないので、大したものは撮れていませんが、この当時はまだ「鷲宮町」でしたので、普通にこの形でした。
▼東鷲宮駅設置の経緯
として碑がありました。
この駅の開業は意外にも1981(昭和56)年と比較的新しく、ずっと以前から計画はあったものの社会情勢の変化等で立ち消えになってしまっていたといいます。
当時東北新幹線の開通に伴うものもありましたが、住民・行政の連携で見事に開業にこぎつけたともありました。結構難産で誕生した駅なんだな、という事を改めて実感しました。